朝日を浴びて体内時計をリセットしよう

日光を浴びるイメージコロナの影響により、わたしたちの生活環境は大きく変わりました。
在宅勤務が増えたことにより、生活にメリハリがつけづらく朝なかなか起きられない、夜はなかなか眠れない…
以前は休日になると家族で出かけていただけれど、最近は家の中で過ごすことが多くメリハリがない…
そんなお悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。
家の中にこもりがちで乱れてしまった生活リズムを整えるには「体内時計」をリセットすることが重要なのです。


【目次】


体内時計とは

体内時計とは、地球の自転周期に合わせて24時間周期のリズムを作る体の機能です。
わたしたちの体内時計の周期は24時間よりも若干長いため、体内時計のタイミングを24時間周期の明暗周期にリセットするシステム(同調機構)が備わっています。

体内時計が乱れると

同調機構がうまく機能せず体内時計のリズムが乱れると、わたしたちの「睡眠」に影響が出ます。
わたしたちの睡眠のリズムは、就寝時に向けて分泌されるメラトニンと起床時に向けて分泌されるオレキシンというホルモンで形成されています。
メラトニンは、眠気を誘う「睡眠ホルモン」と言われていますが、このメラトニンのリズムを刻む起点となるのが、朝の体内時計のリセットなのです。
太陽の光を浴び、体内時計がリセットされてから15~16時間後にメラトニンが分泌され眠気が生じるように体はできています。
ですから、朝にうまくリセットが行われないと、夜間のメラトニンの分泌が遅れたり、分泌が不十分になったりするのです。
体内時計が乱れると、メラトニンの分泌リズムも乱れ、眠れない、起きるのがつらい、といった問題が発生します。

体内時計を整えるには

「体内時計」を元に戻すためのカギは「朝日」です。
目から入ってくる朝の光が「体内時計」をリセットし、体のリズムを健康な状態にもどしてくれるのです。
人間を含む哺乳類では網膜から体内時計への直接の神経繊維連絡があり、これにより目から入った明暗環境の情報が体内時計に伝達されます。
朝の強い光が目に入ることで、体内時計に朝であるということが通達されるのです。

朝日を浴びて体内時計を整えよう

おすすめの朝活

ランニング
ランニングは、体全体を動かす有酸素運動です。
有酸素運動は、心肺機能の向上、生活習慣病の予防・改善、睡眠の質の改善、ストレスの軽減、ダイエット効果に期待ができるといわれています。

散歩
ランニングはハードルが高いという方におすすめです。
ほかの運動と比べて、特別な道具や服装も必要ないので、幅広い年齢層の人が、気軽にはじめることができます。

庭仕事
庭仕事には、植物の色彩を見る、土に触れる、花のにおいを嗅ぐ、鳥のさえずりを聞く、自家栽培の野菜などを味わう、といったように人間の五感に働きかける効果がたくさんあります。
また、空気中に存在するイオンのうち,マイナスに帯電した「マイナスイオン」が体内に取り込まれることで,新陳代謝を促進し,心身をリラックスさせる効果もあります。マイナスイオンは植物からたくさん発生し、特に、土や植物に水をまいたり、雨のふった次の日に土いじりをするとたくさん発生するといわれています。

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