髪の毛の状態によって、人に与える印象は大きく変わります。つやのある美しい髪の毛は、清潔感のある印象を与え見た目年齢も若々しくみえます。間違ったヘアケア法を続けていると、髪の毛をどんどん痛めてしまいます。このページでは美しい髪を育てるためのヘアケア方法をいくつかご紹介します。
【目次】
ヘアケア方法1~シャンプー正しいやり方で
①ブラッシングで汚れをとる・絡まりをほどく
シャンプーをする前に、ヘアブラシを使ってブラッシングしましょう。ブラッシングすることで、頭皮や髪についたホコリや汚れを取り除くことができます。髪のほつれ、絡まりをほどいておくことで、洗髪中に髪が引っかかって抜けるのを防ぐ効果もあります。
②予洗いをする
38度前後のぬるま湯でしっかりと予洗いすることで、髪についたホコリや汚れの6~7割は落ちるといわれています。予洗いで汚れを落とすことで、シャンプー剤の使用量を最小限にでき、シャンプー剤による刺激も少なくすることができます。
参考:シャンプー前の新習慣、今日から”予洗い”を取り入れよう! | MIZSEI 水生活製作所
③適量のシャンプー剤を使い、しっかり泡立てて頭皮全体を洗う
適量のシャンプー剤を手に取り、しっかりと泡立ててから洗います。しっかりした泡で洗うことで、効率的に髪と頭皮の汚れを取り除くことができます。また、よく泡立てることで摩擦などの刺激も抑えることができます。
④すすぎ残しがないようにしっかり流す
シャンプーのすすぎ残しがあると、刺激になって炎症を起こしたり、残ったシャンプー剤を餌に雑菌が繁殖し、ニオイの原因にもなります。全体的にぬめりがなくなるまでしっかりすすぎましょう。毛量の多い耳の後ろや襟足は特に入念にすすぎを行いましょう。
ヘアケア方法2~ドライヤーを正しく使いましょう
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが剝がれやすく傷みやすいため、早く乾かすことが重要です。
①まずはしっかりとタオルドライ
ドライヤーで髪の毛を乾かす前にまずはタオルで水分を拭き取ります。この時、タオルで髪の毛をごしごし拭くのはNGです。摩擦により髪にダメージを与えてしまいます。タオルでトントンと髪の毛を挟むようにして、やさしく水分を取りましょう。しっかりタオルドライすることで、ドライヤーを髪の毛にあてる時間が短縮できます。
②強温風で根元から乾かす
根元が一番乾きづらいため、根元から乾かしましょう。髪の乾かしすぎはパサつきの原因になるので注意しましょう。
③冷風で仕上げ
冷風を使って髪の毛を整えながら乾かしていきます。冷風にすることで髪の毛が乾いているか濡れているかの判断がつきやすくなります。
ワンランク上のヘアケア方法1~トリートメントに取り入れたい美髪成分
リンスやコンディショナーを含む「トリートメント」の役割は、シャンプー後の静電気を中和し髪のゴワつきを抑えることです。シャンプーに含まれる界面活性剤の影響で、髪がマイナスの静電気を帯びるため、これをプラスの静電気で中和するのがトリートメントです。そのほかには、髪を好みの質感に調整する成分や、ダメージを補修する成分を選ぶと良いでしょう。
髪には生きた細胞がいないため、一度傷んだ髪は多少補修することができても、治ることはありません。トリートメントはダメージの補修よりも、スタイリングしやすくすることを優先して選んだほうが良いです。ボリュームを増やしたいならケラチンやヘマチン、ボリュームを減らしたいならシリコーンが多めのもの、といった具合に選びましょう。
ケラチン、加水分解ケラチン
ケラチンは髪の主成分なので、傷んだ髪を補修してくれます。熱を受けると固くなる性質があるため、ドライヤーの熱から髪を守る保護膜としても機能します。
ヘマチン
血液の中のヘモグロビンから抽出される成分で、酸素を吸収・供給する働きがあります。毛髪に残留した還元剤や酸化剤(パーマや縮毛矯正に含まれる成分)を除去してくれます。ケラチンの結合を強めるため、カラーやパーマ、縮毛矯正の効果を長持ちさせます。(※カラー、パーマ、縮毛矯正の施術前3日間は使用しない方が良い。)
ラクトン誘導体
熱を受けると毛髪に架橋構造を形成して、傷んだ部分を補修してくれます。ドライヤーやヘアアイロンの前に使用すると効果的です。
マカデミアナッツ油、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
毛髪を柔軟化させる油脂類と、その抽出成分です。毛髪表面の潤滑成分と構造が似ているため、髪を柔らかくするはたらきがあります。
毛髪親和型カチオン(クオタ二ウム-33)
毛髪表面の潤滑成分の誘導体で、毛髪に吸着して高い柔軟性を発揮します。正式名は「イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート」です。
シリコーン類
代表的なものにジメチコン、シクロペンタシロキサン、フェニルトリメチコンがあります。髪の表面をコーティングすることで髪を美しく見せるほか、毛髪の摩擦を軽減するはたらきがあります。また、髪の質感を調整します。髪のボリュームを落としたい場合には効果的ですが、ボリュームを落としたくない場合にはノンシリコンの方が適しています。
ワンランク上のヘアケア方法2~浄水シャワーで美髪ケア
浄水シャワーをご存じですか。水道水中に必ず含まれている「遊離残留塩素」を除去するシャワーヘッドです。
浄水器協会の実験検証によると、遊離残留塩素を含有する水道水は毛髪のキューティクルにダメージを与えるとされています。遊離残留塩素濃度が高いほど、またさらされている時間が長いほど毛髪のキューティクルはダメージを受けることがわかっています。そのため、毛髪のキューティクルを遊離残留塩素によるダメージから守る方法として、浄水シャワーの使用が有効であると考えられます。
髪は自己再生力がないので、一度傷ついたらそのままの状態が続くことになります。ヘアケアにおいて、髪が傷むのを防ぐことはとても重要です。
左側に比べ、浸漬時間が長い右側の方が、表面のキューティクルの剥離状態が大きくなっています。
おすすめ浄水シャワー
残留塩素からキューティクルを保護するためにぜひおすすめしたいシャワーヘッドがあります。岐阜県山県市で株式会社水生活製作所が生産から販売まで一貫して行っている”除塩素×ナノバブルシャワー”「バブリージョワー2.0」です。
浄水シャワーの「ろ材」は、「活性炭」「亜硫酸カルシウム」「ビタミンC」などがあります。このうち亜硫酸カルシウムとビタミンCは残留塩素のみを除去します。
弊社のフィルターは、活性炭(繊維状活性炭とヤシガラ活性炭)の上に100~1μ程の細かい穴が開いた不織布を巻いた形状です。活性炭で「遊離残留塩素」を除去するだけでなく、フィルターの細かい穴を水道水が通過することで水道水中の小さなゴミや赤さびなども物理的に除去できることが特長です。また、浄水機能に加えてお肌に嬉しいナノバブルも発生します。
「バブリージョワー2.0」でワンランク上のヘアケア、はじめませんか。
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弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。
商品のことや、その他気になることがあればぜひお気軽にご連絡ください。
参考
かずのすけ『オトナ女子のための美肌図鑑』株式会社ワニブックス 2017年