シャワーホースの耐用年数は、一般的に5~10年程度とされています。水漏れなどの症状が見られたら交換を検討しましょう。
シャワーホースは実は手軽に交換できます。交換方法がわからない方のために、その手順をご紹介します。
シャワーホースの交換サイン
シャワーホースの耐用年数は、一般的に5~10年程度とされています。ただし、使用頻度や水質、ホースの材質(ゴム・樹脂・ステンレスなど)によって寿命は変わります。
以下のような症状が見られたら交換を検討しましょう:
- 水漏れ(ホースのひび割れ・つなぎ目からの漏れ)
- 硬くなったり、ねじれたりする
- カビや汚れが落ちにくくなった
- 金属製ホースの場合、サビや腐食が目立つ
耐久性を延ばすためには、定期的に掃除をし、水を抜いて乾燥させると良いでしょう。
シャワーホースの選び方
シャワーホースの主な素材は以下の3種類です。それぞれの特徴や違いを比較します。
1. 塩化ビニル(PVC)製
🔹 特徴
- 最も一般的で安価
- 軽量で扱いやすい
- 柔らかく、取り回しがしやすい
🔹 デメリット
- 劣化しやすく、ひび割れや変色が起こりやすい
- 耐久性は他の素材に比べて低め(寿命5年前後)
🔹 おすすめの用途
✅ コスト重視で手軽に交換したい場合
✅ 一般的な家庭用シャワー
2. ステンレス製(メタルホース)</stron
🔹 特徴
- 耐久性が高く、劣化しにくい
- 高級感があり、見た目がスタイリッシュ
- 剛性があるため、ホースが折れにくい
🔹 デメリット
- やや重いため、取り回しがしづらい
- 金属部分が冷たく感じることがある
- 価格がやや高め
🔹 おすすめの用途
✅ 耐久性重視で長持ちさせたい場合
✅ ホテルや高級感のあるバスルームに
3. 樹脂+金属コーティング製(ハイブリッドタイプ
🔹 特徴
- 内部は柔らかい樹脂、外側は金属のため、両者のメリットを併せ持つ
- しなやかで軽量ながら、耐久性もある
- デザイン性も高め
🔹 デメリット
- 価格はやや高め
- 一部の製品では金属部分がサビる可能性がある
🔹 おすすめの用途
✅ 耐久性と使いやすさのバランスを重視する場合
✅ デザインや高級感を求める場合
シャワーホースの取替え方法
シャワーホースと浴室の水栓(蛇口)のネジサイズを確認する
シャワーホースを購入する前に、浴室水栓のネジサイズを確認しましょう。対応したホースを買わなければ、水栓とホースを繋ぐことができません。
方法① 既存のシャワーホースのネジサイズを確認する
- シャワーヘッド側(上部)と水栓側(下部)でネジのサイズが異なることがあります。
- シャワーホースや水栓の取扱説明書を確認する。
- ホースや水栓本体に刻印やシールがある場合も。
方法② 実際にネジ径を測る
ノギスや定規を使って、ネジ部分の外径(オスネジ)or 内径(メスネジ)を測る。
- G1/2の外径: 約20.955mm(21mm前後)
- W23山14の外径: 約23mm(TOTOの一部ホースで使用)
方法③ メーカーや型番で調べる
- TOTO・LIXIL(INAX)・KVK・MYM・SAN-EI などのメーカーによって水栓のネジサイズが異なる場合がある。
- 水栓やシャワーホースの型番を調べ、メーカーの公式サイトや説明書で確認する。
代表的なメーカーのネジサイズ
シャワーホースの取替え
取替えはなんとなく大変そうと思っている方も多いかもしれませんが、意外に簡単ですのでご安心下さい!
STEP1:浴室水栓からホースを外す。手で回して外れることが多いですが、かたくなっている場合はモンキーレンチで回して外してください。 STEP2:新しいホースを取り付ける。ネジサイズが合わず混合水栓用アダプターが必要な場合は、まず変換アダプターを水栓側に取り付けてからシャワーホースを取付けます。
STEP3:シャワーヘッドを取付ます。※シャワーヘッドもホースのメーカーによってはアダプターが必要な場合がありますので、シャワーヘッドの説明書やパッケージをご確認の上取付けてください。
これで完了です!どうですか?想像以上に簡単ですよね?
ちなみにMIZSEIのシャワーヘッドとシャワーホースのネジサイズはすべてG1/2というサイズで、この規格のものはとても多いのですが、 ネジの直径が同じでも、ピッチ(ネジ山の間隔)が異なるなど微妙な差があるケースがあります。
ネジサイズが違うもの同士なのに、アダプターを使わないなどの間違った取付けをしていると 水漏れやシャワーヘッドの破損につながる可能性もありますので、必ずご確認下さいね。わからない場合は、お気軽にお問合せください。
MIZSEIでは、ナノバブルシャワー、除塩素シャワー、シャワーホースなども直営SHOPで販売しておりますので、是非御覧下さい♪