「マイクロナノバブルシャワーヘッドを使ってみたけれど、お湯が冷たい!寒い!」とお困りの方がいらっしゃるようです。
マイクロナノバブルシャワーヘッドは、バブルを発生させる過程で水流を調整するため、一般的なシャワーヘッドと比べて 水圧が低くなる ことがあります。ただし、発生方式によって水圧の低下度合いは異なります。
バブル発生方式の解説はこちら:マイクロナノバブルシャワーヘッドの仕組み|バブル発生方法によって効果が変わる?|
水圧が低下しにくいバブル発生方式ランキング
🥇1位:キャビテーション方式
水圧の低下度合は少なめ。水流の勢いを利用してバブルを発生させるため、水圧の影響が少ない。
🥈2位: ベンチュリ方式
水圧の低下度合は中程度。狭い管を通すことで水圧が少し落ちるが、大きな低下はしない。
🥉3位: インジェクター方式
水圧の低下度合はやや大きい。外気を吸い込む仕組みのため、水の勢いが弱まることがある。
4位: 加圧溶解方式
水圧の低下度合は大きめ。水に圧力をかけて空気を溶かし込むため、水流の抵抗が増えて水圧が下がりやすい。
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「キャビテーション方式」を採用したシャワーヘッドを選ぶ
→ 水流の勢いを利用するため、水圧が低くなりにくい。 -
「ベンチュリ方式」のものも比較的水圧低下が少ない
→ 狭い管を通ることで多少の低下はあるが、極端には落ちない。 -
加圧溶解方式を選ぶなら、水圧を補う設計のものを選ぶ
→ 一部の高級モデルには、水圧を維持する工夫が施されているものもある。 -
「増圧機能付き」のモデルを選ぶ
→ バブル発生とは別に、穴の設計や水流調整で水圧を強める機能があるものもある。
おすすめの選び方
- 水圧が弱い家(マンション・高層階など)
→ キャビテーション方式 or ベンチュリ方式 のシャワーヘッドを選ぶ。 - 水圧が十分にある家(戸建て・1〜2階など)
→ 加圧溶解方式 でもOK。ただし、水圧低下を抑えたモデルを選ぶ。 - 水圧を維持しつつバブル効果も欲しい
→ 「増圧機能付き」のバブルシャワーヘッド を選ぶのがおすすめ!
「マイクロナノバブル」と「水圧」を両立させるなら、発生方式に注目しつつ、水圧を補う機能があるかどうかも確認して選ぶと失敗しにくいです!
キャビテーション方式を採用!MIZSEIのシャワーヘッド
浄水機能の付いた「バブリージョワー2.0」
人気のマイクロナノバブルシャワーに、塩素を除去する機能をプラス。活性炭と不織布のフィルターで水をろ過し、ゴミやニオイの原因物質まで取り除きます。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドにほしい機能がこれ1本にすべてつまっています。
マイクロナノバブルに特化した「バブリーミスティ2.0」
マイクロナノバブル・ミスト水流・ストップボタン・節水と、必要な機能は全て搭載しています。
ポイントは、ナノバブルシャワーの中では購入しやすい価格であること。ナノバブルシャワーヘッドは平均して2~3万円ほどですが、バブリーミスティ2.0は1万円前後で購入可能です!(※カラーとストップボタンの有無により異なります。)
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株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口
電話番号:0581-23-0570(平日9:30~17:00) メールアドレス:information@mizsei.co.jp

参考文献
UFB DUAL|ナノバブルの発生原理とは? 技術や特性を解説
ファインバブルネットワーク|ファインバブルの技術
上山智嗣、宮本誠『マイクロバブルの世界』株式会社工業調査会 2006年
柘植秀樹『マイクロバブル・ナノバブルの最新技術』株式会社シーエムシー出版 2010年
ファインバブル学会連合『ファインバブル入門』日刊工業新聞社 2016年