市販の大衆向けシャンプーは洗浄力が強めで、髪や頭皮に刺激を与える可能性があります。成分を確認して、自分に合うものを選ぶのが大事です。
「お湯だけで洗う(湯シャン)」は、一部の人には効果があるものの、すべての人に向いているわけではありません。メリットとデメリットを理解したうえで、自分に合うか判断するのが大切です。
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市販のシャンプーは洗浄力が強すぎて、髪や頭皮に良くない
一般的に、市販の大衆向けシャンプー(ドラッグストアに売っている安価な製品)は洗浄力が強めで、髪や頭皮に刺激を与える可能性があるのは本当です。
成分を確認して、自分に合うものを選ぶのが大事です。
理由
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強い洗浄成分(高級アルコール系界面活性剤)
多くの市販シャンプーには「ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)」や「ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)」といった硫酸系界面活性剤が使われています。これらは洗浄力が強く、皮脂を必要以上に取り除いてしまうことがあります。 -
頭皮の乾燥や刺激
皮脂を過剰に落とすと、頭皮が乾燥しやすくなり、かゆみやフケの原因になることがあります。また、乾燥を補おうとして皮脂の過剰分泌が起こることもあります。 -
シリコンや合成ポリマーの影響
一部のシャンプーには「シリコン」や「合成ポリマー」が含まれており、髪をコーティングして手触りを良くします。ただし、長期間使用すると髪が重くなったり、頭皮の毛穴詰まりを引き起こす可能性があります。
対策
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アミノ酸系やベタイン系シャンプーを選ぶ
「ココイルグルタミン酸」「ココイルメチルタウリン」「ラウロイルメチルアラニン」などの成分が入ったシャンプーは、洗浄力がマイルドで頭皮に優しいです。 -
シャンプーをしすぎない
毎日2回以上洗ったり、ゴシゴシ強く洗うのは避ける。 -
自分の髪質・頭皮に合ったものを選ぶ
乾燥肌なら保湿成分が多いシャンプー、脂性肌なら適度な洗浄力のあるものが良い。
自分に合うシャンプーの選び方
自分に合ったシャンプーを選ぶには、「自分の頭皮タイプ」と「髪質」を理解し、それに合った成分や特徴を持つシャンプーを選ぶこと」が大切です。
「洗浄力が強すぎず、必要な成分が含まれているか」を意識すると、自分に合ったシャンプーが見つかりやすいです!
① 自分の頭皮タイプをチェックする
まず、以下の4つのタイプのどれに当てはまるかを確認しましょう。
1. 普通肌(ノーマルスカルプ)
✅ 特徴:頭皮が乾燥しすぎず、脂っぽくなりすぎない
▶ おすすめのシャンプー
・アミノ酸系やベタイン系の適度な洗浄力のもの
2. 乾燥肌(ドライスカルプ)
✅ 特徴:頭皮がカサカサする、フケが出やすい、かゆみを感じやすい
▶ おすすめのシャンプー
・アミノ酸系(ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなど)
・保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、ホホバオイルなど)が配合されているもの
3. 脂性肌(オイリースカルプ)
✅ 特徴:すぐに頭皮がベタつく、ニオイが気になる
▶ おすすめのシャンプー
・適度な洗浄力のあるシャンプー(スルホコハク酸系、タウリン系)
・メントール入りやスカルプケア向けのものも◎
4. 敏感肌(センシティブスカルプ)
✅ 特徴:かゆみや赤みが出やすい、洗浄成分が合わないことが多い
▶ おすすめのシャンプー
・低刺激なアミノ酸系、ベタイン系
・無添加(アルコール・香料・シリコンフリーなど)
② 髪質に合った成分を選ぶ
頭皮タイプだけでなく、髪の状態に合った成分も重要です。
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ダメージ毛(カラー・パーマをしている)
→ ケラチン・コラーゲン・シルクなどの補修成分入り -
細くてボリュームが出ない髪
→ ボリュームアップ成分(加水分解タンパク質など)入り -
くせ毛・広がる髪
→ 保湿成分(ホホバオイル、シアバター)入り
③ 避けたほうがいい成分
市販シャンプーの中には、刺激が強い成分が含まれるものもあります。
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ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・オレフィンスルホン酸Na
→ 洗浄力が強く、乾燥することも -
合成香料・着色料・パラベン
→ 敏感肌の人は刺激になることも
④ 実際に試してみる
シャンプーは相性があるので、ミニボトルやサンプルを試してみるのもおすすめ。
✅ ポイント
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1週間くらい使ってみて、かゆみ・フケ・乾燥などがないかチェック
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髪がギシギシしすぎたり、逆にベタついたりしないか確認
湯シャンは効果があるのか?
「お湯だけで洗う(湯シャン)」は、一部の人には効果があるものの、すべての人に向いているわけではありません。メリットとデメリットを理解したうえで、自分に合うか判断するのが大切です。
✅ 湯シャンのメリット
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皮脂を必要以上に落とさない
→ シャンプーの洗浄成分による頭皮の乾燥を防ぎ、皮脂バランスを整えやすい。 -
頭皮の常在菌バランスを守る
→ 健康な頭皮には「良い菌」が存在し、これが守られることでフケやかゆみを抑えられることも。 -
経済的&環境に優しい
→ シャンプーを使わないので、コストがかからず、排水の環境負担も減る。 -
髪のパサつきを防ぐ
→ 髪の油分が適度に残るため、乾燥しにくくなる。
❌ 湯シャンのデメリット(向かない人)
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皮脂が多い人はベタつきやすい
→ 脂性肌の人は、皮脂が十分に落とせず、ベタつきやニオイの原因になる。 -
整髪料を使う人には不向き
→ ワックスやスプレーはお湯だけでは落ちにくい。 -
頭皮環境が悪化することもある
→ 汚れが残ると、毛穴詰まりや炎症、かゆみの原因になる。 -
慣れるまで時間がかかる
→ 最初の1~2週間は皮脂が過剰に分泌され、ベタつきを感じることがある。
🟢 湯シャンが向いている人・おすすめのやり方
✅ 向いている人
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乾燥肌・敏感肌の人
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あまり汗をかかない・皮脂が少なめの人
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整髪料を使わない人
✅ 正しいやり方
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ぬるめ(38℃前後)のお湯でしっかり流す(3分以上)
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指の腹でやさしく頭皮をマッサージしながら洗う
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必要に応じて週1~2回だけシャンプーを使う(脂っぽさが気になる場合)
✅シャンプーの洗浄力は徐々に落としていくと良い
今まで強力な洗浄力に耐えるために、頭皮はたくさん皮脂を分泌していました。その体質はすぐに変わらないため、いきなりお湯だけの洗髪に変えると、洗浄力が不足してしまいます。
まずは肌に優しくて適度な洗浄力がある、タウリン系やカルボン酸系のシャンプーを試してみることをおすすめします。慣れてきたら、さらに洗浄力の低いアミノ酸系シャンプーを使用し、最終的にお湯だけで洗うようにすると良いです。
洗浄力の高さは、タウリン系>カルボン酸系>アミノ酸系の順番です。
成分表示に次のような表記があれば、おおむね判断ができます。
タウリン系
語尾に「〇〇タウリンNa」とつくもの
例:ココイルメチルタウリンNa
カルボン酸系
語尾に「〇〇カルボン酸Na」や「〇〇酢酸Na」がつくもの
例:ラウレス-5-カルボン酸Na
アミノ酸系
語尾に「〇〇アラニンNa」や「〇〇グルタミン酸Na」がつくもの
例:ラウロイルメチルアラニンNa
🔴 湯シャンが合わない場合の代替案
「完全な湯シャンは厳しい…」という場合、アミノ酸系の低刺激シャンプーを使うのもアリ。
また、シャンプーの回数を減らし、2日に1回にするのも頭皮の負担を減らす方法の一つ。
💡結論:湯シャンは合う人もいるが、万人向けではない!
・乾燥肌や敏感肌の人にはメリットがある
・脂性肌の人や整髪料を使う人には向かない
・完全な湯シャンが難しいなら、シャンプーの頻度を減らしたり、低刺激シャンプーを使うのがおすすめ
湯シャンにはマイクロナノバブルシャワーヘッドが効果的
✅ マイクロナノバブルのメリット
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毛穴の奥の汚れを落としやすい
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マイクロナノバブルは超微細な気泡(直径0.001mm以下)で、毛穴の奥まで入り込み、皮脂や汚れを浮かせる作用がある。
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シャンプーの使用量を減らしても、頭皮の汚れをしっかり洗える可能性がある。
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皮脂バランスを整え、頭皮環境を改善
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皮脂を落としすぎずに洗浄できるため、乾燥肌や敏感肌の人にも優しい。
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皮脂詰まりを防ぐことで、ニオイやフケの予防にもつながる。
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髪の保湿効果・指通りの向上
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微細な気泡が髪に吸着し、水分を髪内部に届けやすくすることで、髪のうるおいをキープしやすくなる。
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髪がしっとりまとまりやすくなり、広がりやすい髪にも効果が期待できる。
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血行促進・リラックス効果
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ナノバブルの刺激によって頭皮の血行が促進され、抜け毛予防や育毛環境の改善が期待される。
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シルクのようなやわらかい水流で、リラックスしながらシャワーを浴びられる。
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❌ デメリット・注意点
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劇的な効果を求めすぎると期待外れになる
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確かに毛穴の汚れを落としやすいが、「これだけで完璧に汚れが落ちる」「抜け毛が完全になくなる」といった過度な期待はNG。
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シャンプーの補助として使うのがベスト。
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価格が高いものも多い
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1万円以上するものが多く、安価なものでも効果にばらつきがある。
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水圧が弱くなることがある
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一部の製品では、水圧が落ちることで洗い流しに時間がかかることもある。
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🟢 こんな人には特におすすめ!
✅ 敏感肌・乾燥肌の人 → 洗浄力はあるのに頭皮の負担が少ない
✅ 頭皮のニオイや皮脂詰まりが気になる人 → 毛穴の汚れをスッキリ落とせる
✅ 髪がパサつきやすい人 → 髪の水分保持力がUPする
✅ リラックスしたい人 → やわらかい水流が心地よい
💡 結論:髪や頭皮に良いが、補助的な役割と考えるのがベスト!
・毛穴の汚れを落としやすく、頭皮環境改善に◎
・髪の水分保持を助け、まとまりやすくする
・シャンプー不要にはならないが、シャンプーの補助として使うのが効果的
・肌が敏感な人や乾燥しやすい人には特におすすめ!
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