屋外コンセントを設置すると、生活の利便性が向上し、アウトドア活動や作業がより快適になります。
屋外コンセントは後付け可能ですが、電気工事士による設置が必須で、自分で行うことはできません。費用も新築時に屋外コンセントを設置するほうが安く抑えられます。
将来的に屋外コンセントを設置したい場合は、新築時に計画しておきましょう。
屋外コンセントを設置するメリット
1. 電源確保の利便性が向上
屋外で電気を使う際に、室内のコンセントから延長コードを引っ張る手間がなくなります。
2. ガーデニングやDIY作業に便利
電動工具(電動ドリル、草刈り機、高圧洗浄機など)を使う際に、屋外コンセントがあるとスムーズに作業できます。
3. イルミネーションや装飾が簡単
クリスマスイルミネーションや庭のライトアップ、看板の電源などを手軽に設置できるようになります。
4. 防水仕様で安全に使用可能
屋外コンセントは防水・防塵仕様のものが多く、安全に使用できます。適切に設置すれば、雨の日でも問題なく利用可能です。
5. 屋外家電の使用が快適に
電気バーベキューグリル、扇風機、ヒーター、電気ポットなどの家電を庭やベランダで気軽に使えます。
6. 電動自転車や電気自動車(EV)の充電
電動自転車やEVの充電を屋外でできるようになり、利便性が向上します。
7. 防犯対策にも活用可能
防犯カメラやセンサーライトの電源として使うことで、セキュリティを強化できます。
8. 太陽光発電やアウトドア設備との相性が良い
ソーラーパネルや屋外用電源設備と接続し、電力供給を効率的に管理できます。
屋外コンセントを設置する際の注意点
1. 防水・防塵仕様のコンセントを選ぶ
屋外は雨や埃の影響を受けるため、防水・防塵仕様のコンセントを選びましょう。特に雨が直接かかる場所では、防雨型コンセントやカバー付きのものが必須です。
2. 設置場所の選定
- 雨や直射日光が当たりにくい場所が理想的。
- 地面に近すぎると水はねや湿気の影響を受けやすいので、適度な高さ(30~50cm以上)に設置する。
- 庭や駐車場などで使用するなら、延長コード不要な位置に設置すると便利。
3. 漏電対策をしっかり行う
- 漏電ブレーカー(漏電遮断器)を必ず設置し、万が一の感電や火災を防ぐ。
- 屋外は湿気が多いため、アース付きのコンセントを選ぶと安全。
4. 適切な電気工事を行う(DIYはNG)
- 屋外コンセントの設置は、電気工事士の資格が必要です。
- 無資格で工事すると、違法になるだけでなく、火災や感電のリスクが高まります。
- プロの電気工事士に依頼するのが安全で確実。
5. コンセントカバーを取り付ける
- 使用中でも防水できる「防雨型カバー」をつけると、雨の日でも安全に使用可能。
- ほこりや虫の侵入を防ぐため、未使用時はカバーを閉じる習慣をつける。
6. 適切な容量を確保する
- 使う機器の消費電力に応じた容量(100V or 200V)を選ぶ。
- 高出力機器(電気自動車充電器、エアコンなど)を使用する場合は、専用回路が必要になることも。
7. 電源コードの取り扱いに注意
- 長時間使用する場合は、防水仕様の延長コードを使う。
- コードが踏まれたり、車でひかれたりしないような配線にする。
8. 定期的な点検・メンテナンスを行う
- ひび割れや緩み、水の侵入がないか定期的にチェックする。
- 長期間使わない場合は、ほこりが溜まらないようカバーをしっかり閉める。
屋外コンセントは便利ですが、安全対策を怠ると事故につながるため、設置や使用の際にはこれらのポイントをしっかり押さえておきましょう!
屋外コンセントを後付けできる?
屋外コンセントは後付け可能ですが、電気工事士による設置が必須です。特に200Vのコンセントや専用回路が必要な場合、自分で設置するのは危険で、法律的にも違法になります。安全性を確保するためにも、プロの工事業者に依頼するのが最良です。
また、後付けする場合と、新築時に設置する場合では、後付けの方が費用が高くなるのが一般的です。一般的な目安を以下にまとめました。
1. 家を建てる際に設置する場合(新築時)
- 費用目安: 1万円~2万円程度(設置場所や施工業者によって異なります)
- 理由: 新築の段階では、屋外コンセントを設置するための配線や回路の工事が、他の電気配線と一緒に行われるため、追加の工事費用がそれほどかからないことが多いです。
- 新築時のメリット:
- すでに電気回路を引き込むため、既存の配線を利用して屋外コンセントを設置できる。
- 配線の長さが短く、壁や外部への配管が既に計画されていることが多い。
- 施工業者が一括で工事を行うため、別途料金が発生しにくい。
- 新築時のメリット:
2. 後付けする場合
- 費用目安: 1万円~5万円程度(設置方法や工事内容によって異なる)
- 理由: 後付けの場合は、既存の家の配線や壁を通すために、追加の工事が必要です。特に、配線を外壁を通す場合や、分電盤から新たに回路を引く場合、工事が複雑になり、その分費用が高くなることがあります。
- 後付けのデメリット:
- 既存の配線を利用するのが難しい場合、新たに配線を引き込む必要があるため、追加の工事費が発生。
- 配線距離が長くなる、壁を貫通するための工事が必要になる場合もあり、これにより工事費が増える。
- 分電盤から新たに回路を引く場合、専用回路が必要になることが多いため、分電盤の工事費用がかかる。
- 後付けのデメリット:
もし、将来的に屋外コンセントを設置したい場合は、新築時に計画しておくとよりコストを抑えることができるでしょう。
屋外コンセントと水道が一体化した水栓柱「PRIZM (プリズム)」シリーズ
PRIZMシリーズは、エクステリアライトや屋外用のコンセントを取付けられる水栓柱です。お好みに合わせてカスタマイズが可能です。
カラーはシルバーとブラックの2色展開です。
オプション1:LEDセンサーライト(明るさ・人感センサー付き)
LEDセンサーライトの有無を選択できます。
人感センサー付きで、人や車などが近づくと自動点灯し、しばらくすると消灯します。明るさセンサーも搭載されているため、昼間の明るい時間帯は反応しません。
長寿命・省エネに優れたLEDライトです。LED電球は市販品のため、カバーを外して簡単に交換が可能です。
オプション2:屋外コンセント(100V・200V)
屋外コンセントの有無を選択できます。種類は100Vと200Vがあります。
100Vコンセントは高圧洗浄機や工具類、掃除機等の使用に。200Vコンセントは電気自動車、プラグインハイブリッド自動車の充電にご使用いただけます。
200V+100V、100Vのみ、200Vのみ等、用途に合わせて組み合わせを自由に選択できます。
コンセントにはカバーと鍵が付いているため、防塵・防水・盗電対策ができます。
好きな水栓(蛇口)を付けられる
お好きな水栓(別売)を1個取付けできます。MIZSEIでは水の出口(吐水口)が2つある二口水栓、ダイヤルロック式水栓、凍結防止水栓など、さまざまな水栓を取り扱っております。
お問い合わせはこちら
弊社は弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。 商品のことや、その他気になることがあればお気軽にご連絡ください。
株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口
電話番号:0581-23-0570(平日9:00~17:00) メールアドレス:information@mizsei.co.jp
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