脂性肌やテカリを改善するためには、肌に負担をかけることなく余分な皮脂だけを除去することが重要です。必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、肌にダメージを与えたり、乾燥したりと逆効果になってしまいます。マイクロナノバブルは脂性肌やテカリの改善に効果的とされています。毛穴の奥まで入り込み、皮脂を吸着して洗浄することができます。
脂性肌、テカリの原因
皮脂は毛穴にある皮脂腺から分泌され、気温や湿度など環境的な要因や、肌のコンディションによって分泌量を調整しています。脂性肌やテカリは、この皮脂の分泌が過剰な状態です。皮脂量が多くなると毛穴が開きっぱなしになり、おでこや鼻などがテカりやすくなります。また、皮脂量が増えることでそれをエサにしているアクネ菌などの皮膚常在菌のバランスが崩れ、ニキビができやすくなってしまいます。
皮脂量が多くなる原因は様々ですが、主に次のようなものがあります。
- 紫外線
- ホルモンバランス（思春期では性ホルモンの変化によって皮脂が増加。女性は生理周期でも皮脂量が変わる。）
- 偏った食生活（油っぽいものや甘いものの摂りすぎ
- ストレス
- 間違ったスキンケア
１日に何度も洗顔する、ゴシゴシこすって洗う、洗浄力が強すぎる洗顔料を使う、保湿が不十分などの間違ったスキンケアによって肌が乾燥すると、水分の蒸発を防ぐためにかえって皮脂の分泌が盛んになることがあるため、注意しましょう。
脂性肌、テカリケアのポイント
脂性肌やテカリを改善するためには、肌に負担をかけることなく余分な皮脂だけを除去することが重要です。必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、肌にダメージを与えたり、乾燥したりと逆効果になってしまいます。
洗顔は１日２回まで
古くなって酸化した皮脂は、炎症の原因になるため、洗顔で清潔を保つことが大切です。洗いすぎを防ぐために、洗顔は皮脂の分泌量が増える朝と夕方以降の２回までにしましょう。
皮脂量が多いけれど敏感肌の人や、乾燥しやすい肌の人は、朝晩洗顔料を使って洗うのは洗いすぎになってしまうことがあります。そのような場合は、夜に洗顔料を使ったら、翌朝はお湯のみの洗顔でも良いです。もしくは、朝用に洗浄力が穏やかな洗顔料を用意しておきましょう。おすすめは、アミノ酸系（ココイルグルタミン酸Naなど）の洗浄成分がメインの物です。
洗顔料の洗浄力を調節
必要以上に皮脂を取り除いてしまうのが良くないことは先に述べたとおりですが、汚れが残ってしまっても肌トラブルの原因となります。下に洗浄成分の洗浄力の強さのイメージ図を用意したので、これを参考に自分に合った洗顔料を探してみてください。
かずのすけ『美肌成分辞典』より作成
20代以降は部分ごとのスキンケアを
20代以降のテカリケアは、Tゾーンやおでこなど皮脂の分泌が多い部分だけにしましょう。10代のころと同じようなスキンケアをしていると、Uゾーンなどの皮脂が少ない部分が乾燥してしまうおそれがあります。
オイルコントロール系のアイテムを使うのはTゾーンのみ、洗顔後にUゾーンだけオイル入りのスキンケア製品を使う、といったように工夫しましょう。
脂性肌、テカリにおすすめの成分
皮脂抑制成分
皮脂の分泌を抑える成分です。
- ライスパワー®No.6
- フィチン酸
- ピリドキシンHcl（塩酸ピリドキシン、ビタミンB6誘導体）
- 10-ヒドロキシデカン酸（ローヤルゼリー酸）
- チャ葉エキス（茶エキス、ウーロン茶エキス、紅茶エキス）
- チンピエキス
- ドクダミエキス
- ニンジンエキス（オタネニンジン根エキス）
抗酸化成分
皮脂の酸化を防ぐ成分です。
- フラーレン
- トコフェリルリン酸Na（dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム、ビタミンE誘導体）
- アスタキサンチン（ヘマトコッカスプルビアリスエキス）
- ユビキノン（コエンザイムQ10）
- リン酸アスコルビルMg、リン酸アスコルビル3Na（APM、APS、ビタミンC誘導体）
- オリーブ葉エキス
- コメヌカエキス
皮脂吸着成分
皮脂を吸着してべたつきを抑えます。
- 酸化亜鉛
- シリカ
洗顔料・パック
洗浄力の強さは石けん系＞カルボン酸系＞アミノ酸系の順番です。
クレイ成分が入った洗顔料は、週１回程度の使用が適切です。
石けん系洗浄剤
- カリ含有石けん素地
- オレイン酸Na、オレイン酸K
カルボン酸系洗浄剤
- ラウレス-4-カルボン酸Na
アミノ酸系洗浄剤
- ココイルグルタミン酸Na
- ココイルメチルアラニンNa
クレイ成分
- ベントナイト（モンモリロナイト）
- カオリン
脂性肌、テカリにはマイクロナノバブルシャワーヘッドがおすすめ！
マイクロナノバブルは脂性肌やテカリの改善に効果的とされています。ナノバブルは非常に小さな泡（1μm未満）で、毛穴の奥まで入り込み、皮脂を吸着して洗浄することができます。これにより、毛穴の詰まりを防ぐ効果も期待できます。
ミスト水流機能がついているため、シャワーを直接顔に当てても負担が少なくて済みます。汚れ落ちが良く、洗顔料などのすすぎ残しも発生しにくくなります。
浄水機能の付いた「バブリージョワー2.0」
人気のマイクロナノバブルシャワーに、塩素を除去する機能をプラス。活性炭と不織布のフィルターで水をろ過し、ゴミやニオイの原因物質まで取り除きます。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドにほしい機能がこれ１本にすべてつまっています。
マイクロナノバブルに特化した「バブリーミスティ2.0」
マイクロナノバブル・ミスト水流・ストップボタン・節水と、必要な機能は全て搭載しています。
ポイントは、ナノバブルシャワーの中では購入しやすい価格であること。ナノバブルシャワーヘッドは平均して2～3万円ほどですが、バブリーミスティ2.0は１万円前後で購入可能です！（※カラーとストップボタンの有無により異なります。）
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弊社は弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。 商品のことや、その他気になることがあればお気軽にご連絡ください。
株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口
電話番号：0581-23-0570（平日9:00～17:00） メールアドレス：information@mizsei.co.jp
参考
かずのすけ、白野実『化粧品選びの常識が変わる！ 美肌成分辞典』2019年 主婦の友社
久光 一誠『「組み合わせ」がわかる 化粧品成分辞典』2021年 池田書店
化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)
