顔の各部位による皮脂量と水分量
基本的に、皮脂量・水分量が多すぎても少なすぎても肌状態は良好ではなく、この両方のバランスがとれた状態が良いとされています。
顔を額、頬、鼻、顎、目尻の5つに部位を分けてみてみましょう。
皮脂量が多い部位
実は顎→鼻→額の順に多く、目尻がダントツ少ないです。よく言われるTゾーンで皮脂量が多いようです。
水分量が多い部位
ダントツ多いのが目尻。逆に少ないのは鼻です。言われてみれば目尻にニキビが出来ることってあまりないですもんね。
年齢による肌状態の変化
![adult-2028245_960_720](https://www.mizsei.co.jp/_cms/wp-content/uploads/2019/01/adult-2028245_960_720.png)
皮膚温
10代から40代にかけて少しずつ下がり、40代から一気に下降します。温度が高い方がバリア機能を恒常的に維持できると共にバリア 機能の回復が早いとされています。温度は高い方が良いようです。
皮脂量
額・頬・目尻は20代にピークを迎え、顎と鼻は30代にピークを迎えます。それ以降は下降していきますが50代からは下降スピードが一気に強まります。
若い時は額のニキビが気になったのが段々と口回りの吹き出物が気になりだしたという変化も納得ですね。
PH
健康な肌は弱酸性、PH4.5~6.0といわれています。脂性であるほど酸性で、逆に乾燥しやすい肌はアルカリ性に傾くとされています。
10代は一番PHが低く(酸性寄り)、10代から20代にかけてぐっとあがります。20代以降は50代まではほぼ変わりはありませんが50代からお肌が一気にアルカリ性に傾きます。若い頃は脂性で年配になると乾燥肌になるという原理が分かるでしょう。
水分量
部位により若干異なりはありますが、10代から20代にかけて水分量は減り、30代後半から40代にかけてまた増えます。40代後半からは一気に下降します。40代で一番潤うのが個人的に予想外でした。
年代と肌の性質
【肌の性について】
10代前半 中性的(バランス良い)
10代後半~20代前半 男性的(脂っぽい)
20代後半~40代前半 中性的(バランス良い)
40代後半~ 非常に女性的(乾燥っぽい)
【肌の潤いについて】
10代前半 潤っている
10代後半~20代・30代 やや潤いがなくなる
30代後半~40代前半 最も湿潤
40代後半~ かさついた状態
1日コップ8杯程度の水を飲もう!
「皮脂をなんとかしないと…」とあぶら取り紙を頻繁に使ったり、お肌をゴシゴシこすって脂をとったりはしていませんか?
上記データ通り、原因はもしかしたら皮脂量の多さではなく水分量不足にあるかもしれません。
意識を肌の水分量に向けて、内側と外側から水分量をあげてみましょう。
まずは水分をしっかり摂取しよう!
![mizu4](https://www.mizsei.co.jp/_cms/wp-content/uploads/2019/01/mizu4.jpeg)
特に冬場はあまり喉が乾かないために水分摂取不足に陥りがちです。
1日に必要な水分量は、以下の式で計算できます。
必要水分量(ml/日)=体重(kg)×年齢別必要水分量(ml/kg/日)
日本人に必要な水分摂取量、成人でざっくりと1,400~1,500mlです。したがって、コップ1杯(180ml)を8回(1,440ml)摂取できれば十分な量になります。
水は血液として身体をめぐり、栄養素を運び、老廃物を排泄します。
一巡した水は、発汗や排尿、そして呼吸で外へ出て行きますが、その量はおよそ1.5リットルと言われています。水分の摂取に心がけましょう。
出来れば塩素や有害物質を取り除いたキレイなお水をオススメします。ミネラル成分は残っていた方が良いです。
▽詳しくはコチラから
1日にコップ8杯の水を飲もう!必要な水分量の計算方法と効果的な水分補給方法
洗顔は朝夕ぬるま湯でしっかりほどよく!
![age40skincare_5](https://www.mizsei.co.jp/_cms/wp-content/uploads/2018/03/age40skincare_5.jpg)
朝・夕洗顔は行いましょう。こすりすぎは禁物。汚れ落ち度合と水分蒸発量を加味して湯温は36度程度が適切とされています。
塩素を取り除いたぬるま湯を推奨します。
どうしてかというと、塩素はタンパク質を酸化させ、保水力や保湿機能を低下させるおそれがある他、炎症部分に刺激を与えるからです。
洗顔料が残らないよう意識して優しくすすぎ落としましょう。
▽詳しくはコチラから
マイクロナノバブルシャワーヘッドで大人ニキビを改善!正しい洗顔の方法も解説
血行促進しよう!
血流が悪くなると、お肌にも栄養が送られにくくなります。そうすると古い角質がお肌の表面に溜まっていきます。
古い角質には保水力がないので、お肌が水分不足になります。
運動やストレッチ、マッサージをしてみましょう。あるいは血行促進に特化した入浴剤を使っての入浴も良いでしょう。
▽詳しくはコチラから
お風呂で汗をかこう!発汗効果をUPさせる方法
セラミドが含まれた食品を摂ろう!
![おかず](https://www.mizsei.co.jp/_cms/wp-content/uploads/2018/05/6dd25a7aa5e0dbdfc6bde5fc27b30c09.jpg)
セラミドは肌のうるおいを保持したり、肌トラブルを防いでくれると言われています。米・大豆・こんにゃく・牛乳・わかめ等に含まれています。
一方揚げ物や炒め物によく使用されるリノール酸はセラミドを減らしてしまうそうです。
私自身、昔は脂っぽい食材の脂が顔に出てくると勘違いしてました。(汗)脂っぽい食べ物はお肌を乾燥させる要因になるのですね。
質の良い睡眠を取ろう!
睡眠中にまとまって分泌される成長ホルモンには、新陳代謝を高めて、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。
22時~02時がゴールデンタイムと言われています。睡眠もしっかりとりましょう。
水道水に含まれる残留塩素が、肌のたんぱく質を酸化させることにより、肌のバリア機能を低下させてしまいます。すると、肌の保湿力も下がってしまいます。そのため、塩素を除去する浄水シャワーヘッドの使用をおすすめします。
また、マイクロナノバブルが発生するシャワーヘッドも効果があります。一般的に50㎛(0.05mm)以下の気泡をマイクロバブルと呼び、1㎛(0.001mm)以下の気泡をナノバブルと呼びます。マイクロナノバブルはこれら微細な気泡の総称です。
マイクロナノバブルのメリットの1つとして、「水の表面張力を小さくする」点が挙げられます。ナノバブルを含んだ水は浸透性が高く、肌にシャワーの水分が入り込みやすくなるため、肌水分量が増えやすくなります。
マイクロナノバブルは毛穴の中にまで入り込み、皮脂などの油性の汚れを吸着して洗い流すことができます。汚れがしっかり落ちるので、化粧水などの成分が浸透しやすくなります。
おすすめは、浄水とマイクロナノバブルが同時に使える「バブリージョワー2.0」というシャワーヘッドです。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドに欲しい機能はすべて網羅しています。
下のグラフは実験終了時点(シャワーを浴びて約30分後)での各シャワーヘッドにおける肌水分保持率、実験中の肌水分量の推移を比較したものです。 通常のシャワーヘッドと比較するとその差はなんと約12%。 バブリージョワーの保湿効果の高さがうかがえます。