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岐阜県山県市にあります水栓メーカー「水生活製作所」のお問合せ担当です。
弊社はナノバブルシャワーヘッドも製造販売しておりますが、シャワーヘッドを取り付ける際「調圧弁」という部品を一緒に付けることをおすすめする場合があります。今回は、調圧弁が必要な理由と、弊社で製造販売している調圧弁の取付方法について説明したいと思います。
ナノバブルシャワーに必要な部品「調圧弁」とは
人気のナノバブルシャワーでシャワーの勢いが強いか弱いか気になる方もみえると思います。シャワーの勢いは、ご使用の地域の水圧の強さによって変化するため、シャワーヘッドを替えても水圧は変わりません。変化するのは水量です。
MIZSEIのナノバブルシャワーはキャビテーション方式でナノバブルを発生させ、かつ節水機能も兼ね備えており水量を絞っているため内部構造が複雑になっています。そのため使用可能水圧は日本の一般的な水圧0.1~0.3MPaとなっています。
水圧が強い地域(0.3MPa以上)でナノバブルシャワーヘッドを使用される場合は、水圧を調整する部品「調圧弁」が必要です。水圧が強いまま、調圧弁を取り付けずにナノバブルシャワーを使用すると、故障の原因となります。
水流を一時的に止めるストップボタンなどがついているシャワーヘッドも、調圧弁の使用を推奨します。水圧が高い地域(0.3MPa以上)で一時ストップ機能を使う場合に水圧を調整することで、ストップ機能を安定化させます。また、水を一時ストップする際にシャワーヘッドやシャワーホースにかかる水圧の負担を軽減します。
調圧弁はお風呂の水栓とホースの間に取り付ける部品で、水栓によっては元々付属しているものもありますので、取付の際はお使いの水栓メーカーにご確認ください。
水圧を自分で測る方法はある?
水圧の測定方法は、水の流れを目で見て判断する方法と、流水量を測定する方法があります。
水の流れ方で判断する場合は、シャワーヘッドからホースを取り外し、容器にホースから水を流して溜めてみましょう。水面から水が飛び跳ねる勢いがあれば、0.2MPa以上の水圧がある証拠です。
流水量を測定する場合は、2リットルのペットボトルに水が溜まるまでの時間を計測することで判断できます。
詳しくはこちら;ご購入前に!シャワーの水圧と浴び心地を調べてみよう
水生活製作所で製造販売しているシャワー用調圧弁
水生活製作所の調圧弁は、0.3Mpa以上の高水圧を0.3Mpa以内に調整します。取付けネジサイズは両端ともにG1/2です。流量 は水圧0.3Mpa時で20.5L/minとなります。材質が金属の物と樹脂の物があり、金属製の方が耐久性が高いです。
水生活製作所のシャワー用調圧弁の取付方法
浴室用の混合水栓とシャワーホースの間に取り付けます。水栓メーカによって取付ネジサイズの規格が異なりますのでご注意下さい。
KVK,TOTO水栓への取付け方法
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