人体において、水分は生命活動を維持する重要なはたらきをしています。体内の水分量が減少すると、さまざまな不調を引き起こします。1日に必要な水分量と、効果的な水分補給方法を知って、健康的な生活をおくりましょう。浄水器で水道水に含まれる有害物質を除去し、水分補給の環境を整えることも大切です。おすすめの飲用浄水器を紹介します。
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水分量が適切でないと体調不良を起こす
人体において、水分は「体液」とも呼ばれます。体液には、次のような働きがあります。
- 人体に必要なもの(酸素や栄養分)を運び入れる
- 不要になったもの(二酸化炭素や老廃物など)を運び出す
- 体温をコントロールする
人体に存在する体液の種類はとても多いです。唾液、血液、胃液、腸液、リンパ液など、食べ物を消化してエネルギーに変えるだけでも、これだけの体液が必要になります。
そんな体液が不足すれば、体調不良を起こしてしまいます。たとえば、飲み込みにくい、胃がもたれる、便秘などです。また、運動などで体液が不足すると、発汗できなくなったり、血液を皮膚の表面に送って放熱することができなくなったりして、体温を下げられなくなってしまいます。すると、熱中症などの病気になります。
私たちの体は、体液の働きによって、一定の機能を保てるようになっています。この機能を「恒常性(ホメオスタシス)の維持」といいます。
年代よって体の水分量は異なる
体液の量は加齢とともに減少します。生まれたての赤ちゃんは体重の約80%が体液ですが、乳幼児では70%、成人・中高年では60%、高齢者では50%にまで低下します。
高齢者の体液が少ない主な理由は、筋肉の量が少なくなるからです。筋肉にはたくさんの水分が含まれており、全体液の40%が筋肉にあるといわれています。加齢による筋肉量の減少に伴い、体の水分量も減ってしまいます。そのため、高齢者は脱水症状になりやすく、注意が必要です。
谷口英喜『いのちを守る水分補給』より作成
体に出入りする水分の量
体の水分量は、どのようにしてバランスをとっているのでしょうか。体重60kgの成人で、1日に2000キロカロリーの食事をとる場合、水分の移動は以下のグラフのようになります。
谷口英喜『いのちを守る水分補給』より作成
体に入ってくる水分
- 2000キロカロリー程度の食事で、約1000mlの水分が摂取できる。
- コップ1杯の水(約150ml)を1日に8回飲むと、約1200mlの水分が摂取できる。
- 代謝水とは、食べ物が体内で分解されるときに発生する水分。2000キロカロリー程度の食事で約300mlの水分が発生する。
体から出ていく水分
- 尿と便で、あわせて1500ml程度が排出される。
- 汗をかいたと感じなくても、100ml程度の発汗がある。
- 成人では、体重1kgに対して、1日に15ml程度の不感蒸泄がある。体重60kgの成人なら、1日に900mlの水分が不感蒸泄として失われる。
「不感蒸泄」で知らないうちに水分を失っている
汗や尿などは、排泄していることを意識できます。これを「感蒸泄」といいます。しかし、皮膚や呼気から排出されている水分は、意識できません。このように、意識していないのに排出されている水分のことを「不感蒸泄」といいます。
先に述べたように、成人では体重1kgに対して、1日に15ml程度の不感蒸泄があります。体温が1℃上昇すると、不感蒸泄の量は約15%増加します。湿度や気温の影響はあまり受けません。
小児では、成人よりも不感蒸泄の量が多くなるため、脱水に注意しましょう。乳児の場合、体重1kgに対して、1日に50ml程度の不感蒸泄があります。新生児の場合は、体重1kgに対して、1日に15~25ml程度の不感蒸泄があります。
1日に必要な水分量の求め方
1日に必要な水分量は、以下の式で計算できます。
必要水分量(ml/日)=体重(kg)×年齢別必要水分量(ml/kg/日)
年齢別必要水分量(成人)
- 22歳~54歳:1日あたり35ml/kg
- 55歳~64歳:1日あたり30ml/kg
- 65歳以上:1日あたり25ml/kg
子どもが1日に必要とする水分量は明確に定められているわけではありませんが、目安として下記を参考にしてみてください。
年齢別必要水分量(子ども)
- 新生児:1kg(体重)あたり約50〜120ml
- 乳児:1kgあたり約120〜150ml
- 幼児:1kgあたり約90〜100ml
- 学童:1kgあたり約60〜80ml
WHO推奨の効果的な水分補給方法をアレンジした「6オンス8回法」
世界保健機構(WHO)では、「毎日コップに8オンスの水分を8回以上摂取」することを推奨しています。日本人に必要な水分摂取量は欧米人よりも少なく、成人でざっくりと1,400~1,500mlです。したがって、コップ1杯(約6オンス=180ml)を8回(1,440ml)摂取できれば十分な量になります。(脱水症の権威である谷口英喜先生の著書『いのちを守る水分補給 ~熱中症・脱水症はこうして防ぐ』より)
効果的な水分補給とは、摂取した水分ができるだけ体内に維持されるようにすることです。一度に大量の水を飲むと、急な水分の増加を体が感知して、尿として排出しようとします。その結果、せっかく摂取した水分が体内には残らず、排出されてしまいます。水分が体に入ったことを体に悟られないように、少量ずつに分けて水分補給する必要があるのです。
水分補給のタイミング(1回にコップ1杯の水を飲む場合)
- 起床時
- 朝食時
- 10時ごろ
- 昼食時
- 15時ごろ
- 夕食時
- 入浴前後
- 就寝前
水分補給の環境を整えておくことも大切
今はさまざまな方法で水が手に入るので、どの「水」を選べば良い分からなくなることもありますね。以下は私個人の見解も含まれてますので、さらりとお読みください。
あなたが「安全」を求めるなら
有害物質を取り除いた「安全性」で水を選ぶのならば、ミネラルウォーターや天然水は選びません。水道水の安全基準よりも市販されているミネラルウォーターの安全基準の方がかなりゆるいからです。お金を払ってミネラルウォーターや天然水を買うよりも水道水を飲んだ方が安心ということになります。
見た目ではわかりませんが、水道水には多くの有害物質が含まれています。
参考:あなたの浄水器は何種類除去できる?水道水に含まれる有害物質一覧 | MIZSEI 水生活製作所
有害物質とはどういうものか?大きなくくりで分かりやすく申し上げますと、殺虫剤、原虫、重金属、化学品、農薬、消毒副産物などです。それらは、ガン、循環器・腎臓・肝臓・神経・心臓・筋肉・生殖器等の障害、リンパ腫瘍や白血病等様々な健康障害を引き起こす原因となりうるとされています。(健康障害研究途上のものもございます。)
安全を求めるならば、水道水から有害物質を除去してくれる浄水器が良いでしょう。毎日飲むお水、カラダを巡るお水だからこそ、塩素・鉛・トリハロメタン・水銀・配管の鉄サビ等の有害物質を取り除いたお水が安心です。
約100項目の有害物質を除去!MIZSEIの飲用浄水器「磨水Ⅳ」
98項目+PFOAPFOSの有害物質を除去し、ミネラルは残します
見た目ではわかりませんが、水道水には多くの有害物質が含まれています。
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よくお問合せを頂きますトリハロメタン、鉛、水銀、アスベストは勿論、MTBEや揮発性有機化合物、PCB、クロラミンも除去します。ミネラル成分は残すので、風味豊かな美味しい水になります。
カートリッジは1年交換で価格は15,840円(税込)
※価格は入会&年会費無料のフィルター会員様価格。
磨水Ⅳは除去率95%以上を保つレベルで1年交換を推奨しております。
フィルター会員さまには交換月の1か月前に交換時期のお知らせメールをお届けしております。
また会員さまには送料無料且つMIZSEIポイントを20%付与させていただいてますので、次回お値引も可能です。
銀抗菌や界面活性剤、中空糸膜は使用してません。
お客さま対応窓口にいて感じるのが、銀抗菌や中空糸膜を気にされているお客さまが意外にも多いということです。また多くの浄水器フィルターに使用されているのも現実です。気にされているお客さまには磨水Ⅳをオススメします。
2年交換でランニングコストを抑えられる!アンダーシンク(ビルトイン)浄水器「磨水5」
他社のアンダーシンクタイプ浄水器との互換性があります
お使いの水栓のカプラサイズに合わせて、通常仕様とM社専用仕様の2種類をご用意。MIZSEIの浄水器用水栓をお使いの方は通常仕様をお求めください。他社の浄水器用水栓をお使いの方は下記よりどちらの仕様が適合するかをご確認ください。
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お問い合わせ
弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。 商品のことや、その他気になることがあればお気軽にご連絡ください。
株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口
電話番号:0581-23-0570(平日9:00~17:00)
メールアドレス:information@mizsei.co.jp
参考
藤田紘一郎『水の健康学』新潮社 2004年
谷口英喜『いのちを守る水分補給』株式会社評言社 2023年
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」
株式会社meiji「経腸栄養の基礎シリーズ」
子供に必要な1日の水分量は? おすすめ飲み物&適切な補給法も | 子供とお出かけ情報「いこーよ」 (iko-yo.net)