No Poo(ノープー)とはシャンプーを使わずシャワーのみで洗髪することで、日本では湯シャンとも言われています。市販のシャンプーは洗浄力が強力なものが多く、皮脂を取りすぎてしまいますが、ノープーは適度に皮脂を取ることが出来ます。しかし、洗浄力は段階的に落として体を慣らさないと、頭皮のトラブルが起きてしまいます。
【目次】
No Poo(ノープー)って?
今アメリカやヨーロッパで話題のNo Poo(ノープー)、皆さんご存知ですか?
No Poo(ノープー)とはシャンプー剤を用いずに、お湯シャワーのみで洗髪するスタイルのことで、日本では湯シャンとも言われています。
健康ブームの中で、科学製品であるシャンプーを使うことに対する健康面や環境面を気にしているナチュラルライフスタイルの人々で流行しています。
普通のシャンプーによる洗髪とノープーとの大きな違いは、「皮脂を取りすぎない」ことと「化学薬品による副作用がない」ことが挙げられます。
No Poo(ノープー)のメリットは?
皮脂は過剰に分泌されると、頭皮のベタつきや不衛生の原因になるため、頭皮の衛生を保つには取り除く必要があります。 その一方で、皮脂には頭皮の乾燥を防ぐ働きや、外部からの刺激を守る働きがある重要な成分でもあります。 洗浄力の強いシャンプーの場合、皮脂を取りすぎてしまい頭皮が乾燥したり、逆にベタついたりする場合がありますが、ノープーは適度に皮脂を取ることが出来ます。
また、シャンプーには汚れを洗い流すために多くの化学薬品が配合されており、化学物質に過敏に反応する方や、肌が弱い方などは頭皮がヒリヒリしたり、赤みを帯びたりといった副作用の症状が出る場合もあります。
No Poo(ノープー)の方法は?
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- 髪を洗う前にブラッシングで髪に付いた汚れを落とします。
- ブラッシングは必ず髪が乾いた状態で行って下さい。
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- ぬるま湯で髪を洗います。シャンプーに比べて汚れが落ちにくいので、5分程時間をかけ頭皮マッサージをしながら丁寧に汚れを落とします。
シャンプーは使いたくないけれど、きちんと汚れが落ちているのか今一つ心配、、という方も多いと思います。ノープーを取り入れる方に、ぜひお使いいただきたいのが、ナノバブルを発生させるシャワーヘッドです。
シャンプーの洗浄力は徐々に落とそう
市販の大衆向けシャンプーは、ほとんどが強力な界面活性剤を使用しています。今まで強力な洗浄力に耐えるために、頭皮はたくさん皮脂を分泌していました。その体質はすぐに変わらないため、いきなりお湯だけの洗髪に変えると、洗浄力が不足してしまいます。
まずは肌に優しくて適度な洗浄力がある、タウリン系やカルボン酸系のシャンプーを試してみることをおすすめします。慣れてきたら、さらに洗浄力の低いアミノ酸系シャンプーを使用し、最終的にお湯だけで洗うようにすると良いです。
ただし、スタイリング剤を使用したら、お湯だけでなくシャンプーを使って洗髪しましょう。強力なスタイリング剤を落とすには、クレンジングシャンプーなどが必要になる場合もあります。
避けるべきシャンプーの成分
- 語尾に「〇〇硫酸Na」「〇〇硫酸TEA」が付くもの(※「硫酸Na」単体は大丈夫)
- 語尾に「〇〇スルホン酸Na」が付くもの
- 石鹸(カリ石鹸素地)
- 殺菌剤
シャンプーの洗浄成分は、主に「陰イオン界面活性剤」です。「硫酸系」「スルホン酸系」の界面活性剤は特に洗浄力と刺激が強いので、注意が必要です。
石鹸は弱アルカリ性の洗剤です。毛髪は、弱酸性だとキューティクルが閉じ、アルカリ性だとキューティクルが開く性質があります。そのため、石鹸シャンプーを使うとキューティクルが開いてギシギシの髪になってしまいます。また、髪の主成分であるケラチンはアルカリに弱いため、傷む原因にもなります。
殺菌剤配合のシャンプーを使うと、肌を守っている皮膚常在菌まで死んでしまいます。すると外部の細菌が繁殖し、かえって肌荒れの原因になる可能性があります。フケやかゆみで悩んでいる人は、殺菌剤を使用するべきかどうか、専門医に相談することをおすすめします。
特に気を付けるべき界面活性剤
ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
オレフィンスルホン酸Na
洗浄力がマイルドなシャンプーの選び方
シャンプーの洗浄成分である「陰イオン界面活性剤」の中には、低刺激で穏やかな洗浄力の成分もあります。それが「カルボン酸系」「タウリン系」「アミノ酸系」とよばれるものです。
洗浄力の高さは、タウリン系>カルボン酸系>アミノ酸系の順番です。
成分表示に次のような表記があれば、おおむね判断ができます。
タウリン系
語尾に「〇〇タウリンNa」とつくもの
例:ココイルメチルタウリンNa
カルボン酸系
語尾に「〇〇カルボン酸Na」や「〇〇酢酸Na」がつくもの
例:ラウレス-5-カルボン酸Na
アミノ酸系
語尾に「〇〇アラニンNa」や「〇〇グルタミン酸Na」がつくもの
例:ラウロイルメチルアラニンNa
No Poo(ノープー)にぴったり!ナノバブルシャワーヘッド
マイクロナノバブルは約0.1mm以下の気泡のこと。ちなみに毛穴の大きさは約0.3mm。
マイクロナノバブルは人の毛穴に入り込みやすく、溜まった汚れや皮脂、汗、ニオイを取り除き、お肌をスッキリさせることができます。 マイナスイオンを帯電したマイクロナノバブルが肌にあたることで、プラスイオンを帯電している汚れをイオン効果により吸着します。 マイクロナノバブルが、水流とともに肌から離れていくことで汚れをごっそり落とします。
どんなシャワーヘッドが良い?
ナノバブルシャワーヘッドもいくつか種類がありますが、どういったポイントで選ぶと良いのでしょうか?
ナノバブルの発生数が少ないよりは多い方が良いでしょう。 そして、散水面が大きく一度に沢山のシャワーが浴びられる方がより効率的に洗浄が行えます。
ミスト水流付きであれば、更に髪や肌への保湿効果も期待できます。
すべてを兼ね備えたMIZSEIの「バブリー・ミスティ」
水生活製作所(MIZSEI・ミズセイ)が発売した、ナノバブルシャワーヘッド「バブリー・ミスティ」は、 1ccあたり、シャワー水流では1分間で約9,300万個、ミスト水流では約9,600万個のマイクロナノバブルを放出します。
これは通常のシャワーの約1.5倍です。ちなみにそのうちナノバブルの割合はシャワー水流で96.12%、ミスト水流で94.14%、ほぼナノバブルであることが言えます。
シャワー15㎝離れた位置での、お湯があたる面積はシャワー水流で直径約10㎝。ミスト水流では直径約16㎝。
美顔器サイズのマイクロナノバブルシャワーと比べて広範囲を一度に洗い流せます。 浴び心地がイイだけでなく、少しのお湯で効率よく洗い流せます。
マイクロナノバブルを含んだ細かいミスト水流で、肌や髪に優しい潤いを与えましょう。
ノープーライフをより快適に続けるには、洗浄力の高いシャワーヘッドを使うのも大きなポイントといえます。 バブリー・ミスティで、安心しながら快適に清潔な毎日を送りませんか?
※「バブリー・ミスティ」は「バブリーミスティシャワー2.0」にリニューアルしました。
マイクロナノバブルを1.5億個/cc発生させるシャワーヘッド。もちろんミスト水流機能も搭載。カラーと一時止水ボタンの有無が異なる5種類のバリエーションがあります。1万円前後で購入できる、コスパの良さが強みです。
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弊社は弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。 商品のことや、その他気になることがあればお気軽にご連絡ください。
株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口
電話番号:0581-23-0570(平日9:00~17:00) メールアドレス:information@mizsei.co.jp
参考
かずのすけ『オトナ女子のための美肌図鑑』株式会社ワニブックス 2017年