角栓除去には油脂系オイルとマイクロナノバブル|つまり毛穴におすすめのシャワーヘッド

鼻や顎などにブツブツと目立つ「角栓」。できればスッキリ除去したいですよね。

今回はつまり毛穴ができる原因から、毛穴ケアの方法、油脂系クレンジングオイルを使った角栓除去の方法などをご紹介します。

顔の毛穴はなぜ目立つの?

ブツブツやざらざらが目立つ毛穴は、大きく分けて「つまり毛穴」と「たるみ毛穴」に分けられます。

2つとも肌のターンオーバーが乱れることによって起きる「角化亢進」が原因の一つです。角化亢進とは、炎症や刺激によって、角化細胞のターンオーバーが早まり、角化異常が起きて角層が厚くなってしまうことです。角層が厚くなると、毛穴が開いたまま閉じにくくなってしまいます。

また、角化亢進が起きると、スムーズにはがれ落ちるべき角質がはがれにくくなり、堆積してしまいます。すると毛穴を塞いでしまい、皮脂が外に出られなくなってしまいます。この皮脂が角質と混ざり、角栓ができます。角栓が大きくなると、毛穴も広がり、広がった毛穴から角栓が飛び出して見えるようになります。毛穴の構造

毛穴トラブルの種類のイラスト

つまり毛穴の原因は角栓

つまり毛穴は、皮脂や角質のたんぱく質が混ざった「角栓」が毛穴に詰まることにより発生します。皮脂の分泌が多いTゾーンに目立ち、10~20代に多いです。

①毛穴に角栓が詰まる

過剰な皮脂と古い角質、汚れが混ざって角栓となり、毛穴の出口を塞ぐ。時間がたって酸化すると、黒ずみが目立つようになる。「イチゴ毛穴」「ブラックヘッド」とも呼ばれる。

②コメドができる

コメドとはニキビの前段階のことで、毛穴に皮脂が溜まり始めている状態。「白ニキビ」とも呼ばれる。

ターンオーバーの乱れによって毛穴の出口が塞がれ、皮脂が外に出られず詰まってしまう。皮膚の内側にポツポツとしたふくらみができ、触るとざらざらする。

つまり毛穴の改善に効果的な成分

皮脂抑制成分

角栓は過剰な皮脂と古い角質、汚れが混ざってできるため、皮脂の分泌を抑える成分がおすすめです。

  • ライスパワー®No.6
  • フィチン酸
  • ピリドキシンHcl(塩酸ピリドキシン、ビタミンB6誘導体)
  • 10-ヒドロキシデカン酸(ローヤルゼリー酸)
  • チャ葉エキス(茶エキス、ウーロン茶エキス、紅茶エキス)
  • チンピエキス
  • ドクダミエキス
  • ニンジンエキス(オタネニンジン根エキス)

抗炎症成分

角栓ができやすい肌は微弱な炎症状態のため、抗炎症成分がおすすめです。

  • グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
  • グリチルリチン酸ステアリル(グリチルリチン酸の誘導体)
  • アラントイン
  • アミノカプロン酸
  • ローズマリー葉エキス
  • オウレン根エキス
  • チョウジエキス
  • オウゴン根エキス
  • オウバクエキス
  • カワラヨモギ花エキス
  • カリンエキス
  • カンゾウエキス(カンゾウ抽出末)
  • チャ花エキス
  • ヒオウギ抽出液
  • ボタンエキス

抗酸化成分

皮脂の酸化は炎症を引き起こしたり、角栓をできやすくしたりします。そのため、皮脂の酸化を防ぐ抗酸化成分がおすすめです。

  • フラーレン
  • トコフェリルリン酸Na(dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム、ビタミンE誘導体)
  • アスタキサンチン(ヘマトコッカスプルビアリスエキス)
  • ユビキノン(コエンザイムQ10)
  • リン酸アスコルビルMg、リン酸アスコルビル3Na(APM、APS、ビタミンC誘導体)
  • オリーブ葉エキス
  • コメヌカエキス

洗顔料、クレンジング

角栓は皮脂と角質のたんぱく質が混ざってできたものなので、皮脂と似た構造の油脂をなじませると、角栓を柔らかくすることができます。

トロメタミンはもともとph調整剤として使われていましたが、花王独自の洗浄技術の研究によって角栓を除去できることが発見されました。

  • マカデミア種子油
  • アボカド油
  • コメヌカ油、オリーブ果実油、馬油
  • アルガニアスピノサ核油
  • トロメタミン(トリス)

日常の洗顔とクレンジングだけではなかなか改善しない場合は、角層をはがれやすくする酵素やクレイ成分が入った洗顔料を使うのも手です。洗顔後は十分に保湿をしないと、乾燥を防ごうとしてかえって皮脂の分泌が盛んになるため、注意してください。

また、果物アレルギーのある人や、敏感肌の人には合わない可能性があるため、肌に違和感を感じたらすぐに使用を中止してください。

  • 酵素類(パパイン、プロテアーゼ、リパーゼ、リンゴ酸など)
  • カオリン、ベントナイト(モンモリロナイト)などの粘土鉱物

「油脂系クレンジングオイル」で優しく角栓除去

そもそも角栓は、毛穴の中に雑菌などが侵入しないようにするためのものです。角栓を根こそぎ引き抜くと、毛穴の中に雑菌が繁殖し、ニキビなどの原因になってしまうため、完全に排除してよいものではありません。

どんな美肌にも角栓はありますが、目立たないだけなのです。問題は必要以上に大きくなった角栓が、毛穴から飛び出して見えてしまうことなので、毛穴から飛び出した部分だけをキレイにしてあげましょう

毛穴が詰まる原因のひとつである角栓は、皮脂や角質のたんぱく質が混ざってできたものです。人間の皮脂に近い「油脂系オイル」が原料のクレンジングを使うことで、角栓を柔らかくして取り除きやすくすることができます。また、毛穴周辺の皮膚がオイルによって柔らかくなるため、普段から毛穴が詰まりにくくなります。肌への負担が少なく、敏感肌の人にもおすすめです。

  1. 肌に水気がついていない状態で、毛穴の気になる部分に油脂系クレンジングオイルを適量塗ります。こすらないように優しくなじませましょう。
  2. 5~15分放置します。入浴しながらだとより効果的です。クルクルと軽くマッサージしても良いです。
  3. 時間がたったら、塗ったオイルを軽くなじませてから、ぬるま湯で洗い流します。その後、洗顔料で洗います。(乾燥する場合はW洗顔はしなくても良いです。)

毛穴つまりの程度に合わせて、毎日~数日おきに1か月程度繰り返しましょう。

肌のターンオーバーは約1か月なので、症状が軽い人は1か月で改善することがあります。しかし、広がった毛穴が閉じるのには長い時間がかかるため、重症な人は1年ほどかかる場合があります。

油脂一覧

最近人気の「油脂系クレンジング剤」の主成分に使われています。過度な脱脂をせず、肌の保湿成分としても働きます。ただし、酸化しやすいという弱点があるため、界面活性剤の入っていないピュアオイルや、食用油などは使用しないでください。

  • マカデミアナッツ油
  • オリーブ油
  • コメヌカ油
  • アボカド油
  • アルガニアスピノサ核油
  • 馬油
  • ツバキ油
  • ヒマワリ種子油

 

毛穴のつまり・角栓除去にはマイクロナノバブルシャワーヘッドがおすすめ!

マイクロナノバブルは毛穴のつまりに効果的とされています。ナノバブルは非常に小さな泡(1μm未満)で、毛穴の奥まで入り込み、皮脂を吸着して洗浄することができます。これにより、毛穴の詰まりを防ぐ効果が期待できます。

ミスト水流機能がついているため、シャワーを直接顔に当てても負担が少なくて済みます。汚れ落ちが良く、洗顔料などのすすぎ残しも発生しにくくなります。

浄水機能の付いた「バブリージョワー2.0」

バブリージョワー2.0

詳細はこちら

人気のマイクロナノバブルシャワーに、塩素を除去する機能をプラス。活性炭と不織布のフィルターで水をろ過し、ゴミやニオイの原因物質まで取り除きます。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドにほしい機能がこれ1本にすべてつまっています。

マイクロナノバブルに特化した「バブリーミスティ2.0」

バブリーミスティ2.0の説明

詳細はこちら

マイクロナノバブル・ミスト水流・ストップボタン・節水と、必要な機能は全て搭載しています。

ポイントは、ナノバブルシャワーの中では購入しやすい価格であること。ナノバブルシャワーヘッドは平均して2~3万円ほどですが、バブリーミスティ2.0は1万円前後で購入可能です!(※カラーとストップボタンの有無により異なります。)

お問い合わせ

弊社は弊社は岐阜県山県市にある水栓メーカーです。 商品のことや、その他気になることがあればお気軽にご連絡ください。

株式会社水生活製作所 開発部 お問合せ窓口

電話番号:0581-23-0570(平日9:00~17:00)  メールアドレス:information@mizsei.co.jp

お問い合わせフォームはこちら

参考

かずのすけ、白野実『化粧品選びの常識が変わる! 美肌成分辞典』2019年 主婦の友社

かずのすけ『オトナ女子のための美肌辞典』2017年 株式会社ワニブックス

久光 一誠『「組み合わせ」がわかる 化粧品成分辞典』2021年 池田書店

化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)

花王の顔|毛穴詰まりに王手を!難敵「角栓」を崩す華麗なる洗浄剤 (kao.com)