塩素除去でアトピーが悪化することはある?浄水シャワーヘッドは安心?

基本的には、浄水シャワーで塩素を除去することでアトピーの症状が悪化する可能性は低いです。むしろ、塩素は皮膚への刺激となるため、除去することで症状が改善することが多いです。

ただし、以下のような理由でアトピーが悪化する可能性も考えられます。

1. 浄水シャワーのフィルターに問題がある

  • フィルターの交換が適切に行われていない → 雑菌やカビが繁殖し、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • フィルターが不適切な成分を含んでいる → 一部の浄水器には、アトピーの人に合わない成分(銀イオンや特定のミネラル)が含まれていることがあります。ろ材の亜硫酸カルシウムやビタミンCが合わない場合もあります。

2. 塩素除去後の水質変化

  • 塩素を除去すると、水道水に元々含まれる細菌が繁殖しやすくなることがあります。適切に管理されていないシャワーヘッドだと、逆に肌トラブルを引き起こす可能性があります。
  • 軟水化するタイプの浄水シャワーの場合、皮脂の落ち方が変わり、肌のバリア機能に影響を与えることも。

3. ほかの要因による悪化

  • シャワーの温度が高すぎる(40℃以上)と、皮脂が奪われ、肌が乾燥しやすくなり、アトピーが悪化することがあります。
  • 使用している石鹸やシャンプーが合わなくなった可能性もあります。

対策

  • フィルターの交換を定期的に行う(説明書の推奨時期より早めに交換すると安心)
  • 清潔なシャワーヘッドを使い、こまめに洗浄する
  • シャワーの温度を38℃以下にする
  • 水質を変えるタイプのシャワー(軟水化やミネラル添加)を使用している場合は、一度通常の水に戻して様子を見る

もし浄水シャワーを使い始めてから明らかに悪化した場合は、一度使用を中止し、皮膚科で相談するのも良いでしょう。

ご購入・ご質問はコチラから

ショップバナー


<お問い合わせ先>

株式会社水生活製作所 開発部内 お問い合わせ窓口
TEL:0581-23-4132

 お問い合わせフォーム