「水圧」とは地下に埋まっている排水管の中を圧力が加えられた水が通っていく、その水の圧力のことです。
一般的な水圧は0.25~0.3MPaといわれていますが、地域によってはそれよりも小さかったり、反対に0.5MPaもある場所があります。
水圧が高すぎると、水栓や浄水器が壊れてしまう可能性があります!
せっかく買った浄水器、長く使い続けたいですよね。
今回は、浄水器を使用するうえで高水圧がもたらす影響とその対策についてをご紹介します。
浄水器の仕組み
水道水中の有害物質や不純物を除去してくれる浄水器は、どうやってそれらを取り除いているのでしょうか。
その原理は各メーカーによって異なりますがその多くが「ろ過方式」という仕組みをとっています。
活性炭や不織布などの網目の細かい成分でできた膜を水が通ることで、ふるいのように膜に有害物質などがキャッチされてろ過される仕組みです。
水がろ過される瞬間は、例えば3車線の道路が1車線の道路になる、というような現象が起きます。
車の場合はブレーキがあって止まることができるので事故が起きたり道路から車がはみ出したりすることはありません。
でも、水の場合はブレーキがありません。後ろから後ろから水が入ってきて圧力がとても高くなります。
圧力が膨大に膨れ上がったとき、浄水器本体や配管には大きな圧力がかかっていて、それらが耐えられなくなった時、破損してしまうことがあるのです。
自分でできる対策1:最大可能圧力を確認する
浄水器には耐えられる圧力が設定されています。
圧力に耐えられなくなって破損することが無いように、浄水器には耐えられる圧力が設定されていてそれを「最大可能圧力」といいます。
浄水器の取扱説明書などに記載されていますので確認しましょう。
さらに、できればご自宅の水圧も確認したほうが良いです。
自宅の水圧が最大可能圧力よりも上回っているか下回っているかを知ることができます。
自宅の水圧は自身で測定することができませんので、水道業者に依頼調べてもらいましょう。市役所の窓口で教えてもらえる場合もあります。
(市町村によって異なります)
自分でできる対策2:自宅の水圧が最大可能圧力よりも大きい場合
せっかくお気に入りの浄水器を見つけたのに、家の水圧が大きすぎて使えないのは悲しいですよね。
でも大丈夫。使いたい浄水器の最大可能圧力よりも家の水圧のほうが上回ってしまった場合でも、その浄水器を使える場合があります。
「減圧弁」とよばれる部品を使用することで浄水器を安全に使う工夫ができます。
減圧弁とは水圧を一定に保ち、機器の破損を防止してくれる部品です。
MIZSEIのミニ減圧弁
MIZSEIのミニ減圧弁は小さいので配管の邪魔になりにくく、またその小ささで耐久性能に優れており、取付後のメンテナンスは不要です。
従来のダイヤフラム方式と異なりピストン方式なので、膜がやぶれるといったことがありません。
さらに、MIZSEIの減圧弁は全国のコンビニのコーヒーメーカーにも使われています。
<スペック>
- 二次側設定圧力:0.3MPa
- 一次側圧力:最大0.75MPa
- 流量:28L/min(0.3MPa時)
- 材質:青銅、黄銅
- 接続ネジ径:G1/2
写真をクリックすると詳細が確認できます↓
MIZSEIの浄水器
MIZSEIの浄水器は最大使用圧力0.5MPaです。
【磨水Ⅳ(据置きタイプ・アンダーシンクタイプ)】
写真をクリックすると詳細が確認できます↓
【磨水5(アンダーシンクタイプ)】
写真をクリックすると詳細が確認できます↓
メーカー公式ショップはコチラ↓
お問合せ
記事を読んでもよくわからない…という方は、お気軽にお問い合わせください。スタッフが直接お答えします!
株式会社水生活製作所 開発部
【電話】 0581-23-0570
(平日9:30~17:00のみ受付)
【メール】 information@mizsei.co.jp
(24時間受付。返信は翌営業日となります。)