20代女性開発者が手掛けた「二口水栓ウォーターワークス」がグッドデザイン賞受賞!

想いをカタチに。地場産業を盛り上げる 20 代女性開発者

岐阜県山県市で昭和 29 年から 65 年以上、水まわりの製品製造および販売を 行っているMIZSEIが開発した、庭用水栓「二口横水栓ウォーターワークス」が、2019 年度グッドデザイン賞を受賞しました。

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「二口横水栓ウォーターワークス」は業務用バルブをイメージした屋外で使う 二口水栓です。二つの蛇口を「ホース用」と「洗う用」に機能を明確に振り分 け、それぞれにマッチした吐水口の位置と形状を与えたのが特長です。

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開発者は 2017 年4月に入社した社会人3年目の女性社員。
水栓バルブ発祥の 地(岐阜県山県市美山地区)で水栓製造を行う弊社にバルブらしい形状の水栓 がひとつもないことに疑問を抱いた彼女は、一目でバルブを連想させるデザイ ンの水栓を開発しました。

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更に女性視点で「使いやすさ」にも工夫を凝らした結果、審査員コメントとして「ごく単純な立体の組み合わせが機能を簡潔に示 している。また表面の鋳肌も素材の適性をストレートに表現して好印象だ。」 と 評価されました。

鋳肌(レッドハンドル)、メッキの全2種類です。

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水栓業界に入って間もない彼女だからこそ抱いた「バルブらしい形状の蛇口が弊社にひとつもない」という“気づき”と「水栓製造技術の認知度を高めたい」“想い”が開発原点です。
性別・年齢・経験年数に関係なく仲間の考えを尊重し合える社風と、開発部の6割が入社5年未満の若手社員というエネルギッシュな環境があってこそ製品化につながりました。

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「地域で伝承されてきた鋳造技術を多くの人に知ってほしい!」「水栓バルブが容易に連想できるデザインの蛇口を作って地場産業をアピールしたい!」という20代女性開発者の想いが製品開発のきっかけです。

この受賞を機に、もっといろいろな方にMIZSEIや、この産業を知ってもらえたら嬉しいです。そしてこれからも、MIZSEIと、この女性開発者の新しい挑戦は続いていきます。