「マイクロナノバブルでシミが消える」の真相は?|おすすめシャワーヘッドと美容成分

マイクロナノバブルが発生するシャワーヘッドを使用したことにより、顔のシミが薄くなったという口コミを見かけますが、真相はどうなのでしょうか?

マイクロナノバブルそのものに美白作用はありませんが、温浴効果にって新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを促進することによって、シミを薄くする助けになると考えられます。また、マイクロナノバブルは汚れ落ちが良いため、美白化粧品の成分が肌に浸透しやすくなります。

美白化粧品やマイクロナノバブルはシミをすぐに消すわけではない

美白化粧品は薬ではないので、塗ったらすぐにシミが消えるわけではありません。あくまで皮膚の構造を大きく変化させないで、徐々に改善していくのが、美白化粧品の目的です。時間はかかりますが、シミが薄くなる効果は確かにあります。

美白化粧品でよく聞くのが、「塗ったら逆にシミが濃くなった」という声ですが、実はこれが効いている証拠なんです。美白化粧品をシミに塗ると、まず周りの皮膚の色が先に薄くなることがあります。これをシミが濃くなったと勘違いして、使用を止めてしまう人が多いようです。頑張って使い続ければ、全体的に薄くなっていくことが期待できます。

マイクロナノバブルにも、それ自体に美白作用は一切ありません。マイクロナノバブルシャワーを浴びたからと言って、洗濯物のシミ抜きのように、色が消えることはありません。

ただ、マイクロナノバブルはシミを薄くする手助けをします。マイクロナノバブルには温浴効果があり、皮膚表面の血流を増加させます。これによって皮膚の新陳代謝が上がり、ターンオーバーが促されます。また、マイクロナノバブルは洗浄効果が高く、皮脂や汚れを取り除きます。汚れが落ちた皮膚に、美白化粧品の成分が浸透しやすくなります。

シミの種類とお手入れ方法

シミには様々な種類があります。美白化粧品は主に紫外線によってできるシミを対処するものなので、シミの種類によっては効かないことがあります。

シミはできる前に予防するのが最も効果的です。美白化粧品や日焼け止めはは1年中使い続けるようにしましょう。

老人性色素斑(日光黒子)

一般的に、この老人性色素斑を「シミ」と呼びます。茶褐色で輪郭がはっきりしているのが特徴です。 「老人性」という名前ですが、20~30代でできることもあります。 主な原因は紫外線の浴びすぎです。そのため日光が当たりやすい頬骨の高いところや、こめかみにできやすいです。

お手入れ方法

初期のごく薄いものは、ピーリングや美白化粧水が有効です。 しかし、まずはUVケアや抗酸化、抗炎症ケアで予防することが重要です。 レーザー治療は有効ですが、治療後に再び色素沈着を起こす可能性があるので、注意しましょう。

肝斑

30~40代の女性に多い、淡い褐色や灰色のぼやっとしたシミです。頬骨のあたりに左右対称にできます。口のまわりや額に広がることもあります。 ホルモンバランスの乱れなどが原因で、閉経後には薄くなります。

お手入れ方法

軽度なものはトラネキサム酸入りの美白化粧品が有効です。トラネキサム酸入りの内服薬も効果があります。 紫外線により濃くなることが多いため、UVケアはしっかり行いましょう。 レーザー治療は悪化する可能性があるので、行わないようにしましょう。

雀卵斑(そばかす)

鼻から頬にかけてできる、そば殻を砕いたような形の小さくて黒い斑点です。 発生には遺伝的な要因が関わっています。 10代から現れはじめますが、思春期以降は薄くなる傾向があります。

お手入れ方法

美白化粧品では効果が出ないことが多いです。 紫外線により濃くなるため、UVケアはきちんと行いましょう。 レーザー治療やフォトフェイシャル®が有効な場合がありますが、再発の可能性があります。

炎症性色素沈着

ニキビやすり傷、虫刺されの跡など、炎症が起きた部分が茶色くシミになったものです。 通常は肌のターンオーバーによって徐々に薄くなりますが、人によっては消えないこともあります。

お手入れ方法

美白化粧品の効果が出やすく、ピーリングも有効です。抗炎症ケアとUVケアも重要です 特別なケアをしなくても、数カ月で消えることが大半です。

美白成分がシミに作用するメカニズム

美白化粧品のメカニズム シミができる原因は、紫外線などの刺激によってメラニンが過剰に生成され、それが排出されずに残ってしまうことです。美白化粧品は、このメカニズムのどこに作用するかによって、大きく3種類に分けることができます。

メラニンを作らせない

メラニンを産生する「メラノサイト」という細胞に直接働きかけ、メラニンの産生を抑制します。 チロシナーゼという酵素の働きを阻害したり、間違ったメラニン産生の命令をストップしたりします。

メラニンを還元(分解)する

できてしまったメラニンを分解し、別の物質に変えます。この作用を「還元」といいます。

メラニンの排出を促す

肌のターンオーバーを促進して、メラニンを体外に排出します。

シミに有効な美白成分一覧

美白成分がどこに働きかけるかを知って、上手に使いこなしましょう。違うところに働きかける成分を複数組み合わせて使うと、効果が高まります。

1ヶ月をめどに、使い続けても効果が無ければ、違うメカニズムの成分に変えてみましょう。

また、紫外線を多く浴びた日の夜は、特に丁寧なお手入れをしましょう。

メラニンを作らせない

間違ったメラニンの産生命令をストップする成分

  • カモミラET(カモミラエキス、カミツレ花エキス)
  • トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)
  • トラネキサム酸セチル塩酸塩(TXC,トラネキサム酸誘導体)

チロシナーゼの働きを阻害する成分

  • ビタミンC誘導体(「L-アスコルビン酸」「アスコルビン酸」「アスコルビル」といった言葉がつくもの)
  • コウジ酸
  • アルブチンエラグ酸
  • 4-n-ブチルレゾルシン(ルシノール)
  • リノール酸S(リノレックS)
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4-MSK)
  • 5,5′-ジプロピル-ビニフェル-2,2′-ジオール(マグノリグナン)
  • コケモモ果実エキス
  • マグワ根皮(マグワ果皮エキス、クワエキス)

メラニンの受け渡しをブロックする

  • ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)

メラニンを還元(分解)する

  • ビタミンC誘導体(「L-アスコルビン酸」「アスコルビン酸」「アスコルビル」といった言葉がつくもの)

メラニンの排出を促す

  • アデノシンーリン酸ニナトリウムOT(エナジーシグナルAMP)
  • デクスパンテノールW(PCE-DP)
  • プラセンタエキス

マイクロナノバブルシャワーヘッドはシミを薄くする手助けをします

マイクロナノバブルはシミを薄くする手助けをします。 マイクロナノバブルには洗浄・保湿・温浴の効果があるといわれています。高い洗浄力により肌表面の汚れを落とし、化粧水などの成分が浸透しやすくなります。さらに、温浴効果によって皮膚表面の血流が増加し、肌の新陳代謝がUPします。

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人気のマイクロナノバブルシャワーに、塩素を除去する機能をプラス。活性炭と不織布のフィルターで水をろ過し、ゴミやニオイの原因物質まで取り除きます。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドにほしい機能がこれ1本にすべてつまっています。

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マイクロナノバブル・ミスト水流・ストップボタン・節水と、必要な機能は全て搭載しています。 ポイントは、ナノバブルシャワーの中では購入しやすい価格であること。ナノバブルシャワーヘッドは平均して2~3万円ほどですが、バブリーミスティ2.0は1万円前後で購入可能です!(※カラーとストップボタンの有無により異なります。)

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参考

かずのすけ、白野実『化粧品選びの常識が変わる! 美肌成分辞典』主婦の友社 2019年

久光 一誠『効果的な組み合わせがわかる 化粧品成分辞典』

池田書店 2024年 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)