高いスキンケアって効果あるの?洗顔料は使う価値あり!|おすすめはマイクロバブル炭酸泡洗顔

様々な価格の基礎化粧品が販売されていますが、高額であればあるほど効果が高くなるのでしょうか?今回は、基礎化粧品の価格と効果の関係や、基礎化粧品の選び方について解説します。

また、基礎化粧品のなかでも重要なのは、クレンジングと洗顔料の選び方です。洗浄力が高すぎると、保湿剤を使っても肌が乾燥してしまうからです。おすすめは、マイクロバブルが発生する泡洗顔です。マイクロバブルの洗浄力と保湿力で、お肌をやさしく洗い上げることができます。

10000円以上の基礎化粧品は、5000円程度のものと中身に大差がない?

化粧品の価格と効果の関係

基礎化粧品の価格と品質の相関イメージ

かずのすけ『オトナ女子のための美肌図鑑』より作成

 

5000円までは、価格と品質がほぼ比例関係にあります。それ以上になると、価格が上がっても品質のレベルはほぼ横ばいになります。

500円と5000円の商品には、品質に大きな差がありますが、5000円と20000円の間には、それほど差がありません。

5000円を超える基礎化粧品は、どれを選んでも品質の面ではあまり違いがありません。5000円を超えた分は、パッケージの費用やブランド価格、広告費などが上乗せされている可能性があります。

基礎化粧品の適正価格は1000円~5000円程度

低グレードの原料にはリスクがある

実は、原価100円未満の化粧品は簡単に作ることができます。化粧品の成分にも品質の「グレード」があるので、例えば同じ「ヒアルロン酸」を使うにしても、最低グレードの原料を使えば、安く化粧品を作ることができます。

しかし、グレードの低い原料は純度が低く、刺激性のある不純物を含んでいる可能性があります。2015年には、100均で販売されていたマニキュアから、発がん性のある「ホルムアルデヒド」が検出され、話題になったこともあります。

価格が高いほど優秀とは限らない

500円以下の基礎化粧品は、避けた方が無難です。悪いものとは限りませんが、効果はそこまで期待できません。

しかし、高額な商品ほど優秀とはいえません。500円と5000円の基礎化粧品なら、後者の方が圧倒的に高品質です。ところが5000円を超えてくると、どの基礎化粧品も品質の差が少なくなります。ではなぜ価格差があるのかというと、パッケージにかかるコストや広告費などが、販売価格に上乗せされるからです。

以上のことから、基礎化粧品は1000円から5000円の間で選ぶのが良いでしょう。

ドラッグストアに売っている商品でも、3000円以上であれば、デパコスと同等かそれ以上の品質の物もあります。基礎化粧品であれば、ベビー用化粧品や、製薬会社が製造している製品がおすすめです。

基礎化粧品は「角質層」より奥には浸透できない

角質層は肌の一番外側にあり、厚さは約0.01~0.03mmで、サランラップ1枚分程度です。

角質層は肌のバリア機能を司る部分です。医薬品ではない化粧品でこのバリアを突破することは難しく、また軽々しくそれを行うと副作用が起こる可能性があります。そのため、基礎化粧品の成分や水分は、肌表面に存在する角質層までしか届きません

水分や保湿成分のセラミドなどは、角質層に補給するだけで効果があります。ビタミンCなどの抗酸化成分も、肌表面の酸化を防ぐための物なので、角質層に届けば効果があります。

しかし、世に出回っている細胞活性成分などの美容成分には、角質層のもっと奥にある「基底層」や「真皮」に届かないと効果が得られないものが多くあります。そのため、さまざまな効能を謳った高額な化粧水が、実はただの水分補給しかできなかった、なんてことも起こり得ます。

毛穴の構造

洗顔後のケアは、基本的にはセラミド入りの保湿剤(化粧水やオールインワンのジェルなど)を1種類塗るだけで十分です。肌が乾燥しやすい人は、クリームや乳液を重ねて乾燥を防ぎましょう。

主要なセラミド一覧

ヒト型セラミド

人間の皮膚上に存在する、バリア機能物質。「セラミド+数字またはアルファベット」という表記がされます。

例)セラミド1、セラミドEOP

疑似セラミド

化学合成されたセラミド類似成分。ヒト型セラミドより劣りますが、濃度を高めることで効果を上げることができます。

例)ヘキサデシキロシPGヒドロキシエチルパルミタミド、ラウロイルグルタミン酸ジフィトステリル

植物セラミド

米から得られる糖セラミドは、セラミドに似た働きをします。

例)コメヌカスフィンゴ糖脂質

動物セラミド

馬油から少量得られる、セラミドに似た働きをする物質です。

例)ウマスフィンゴ脂質、セレブロシド

お金をかけるべき基礎化粧品は、クレンジングと洗顔料

値段に見合わない実力の美容液は多い

「美容液は効果が高いから、少々値が張っても仕方がない」と考えている方は多いかもしれません。しかし、美容液に定義はありません。化粧品会社がそう名付けるだけで、どんな中身であっても美容液として売ることができます。

ほぼ化粧水や乳液と変わらない、美容液と謳っているだけの商品はたくさんあります。美白やアンチエイジングをしたいなら、そういった成分が含まれている化粧水やクリームを使えば十分です。

もちろん優れた美容液もありますが、そういったものは一握りしかなく、探すのは困難です。小さな可能性に掛けるよりも、必須アイテムであるクレンジングや洗顔料にお金をかけるべきでしょう。洗顔はどうしても肌に刺激を与えるため、適当なものを使うのはおすすめしません。

保湿をしたければクレンジングと洗顔料を見直すべき

保湿ケアというと、保湿力の高い化粧水などを使えば良いと思われるかもしれません。しかし、本当に見直すべきなのは、クレンジングと洗顔料です。

人の肌は、自動的に天然の保湿成分を分泌して、適度に保湿された状態を維持するようにできています。それにもかかわらず、保湿剤を塗っても乾燥してしまうということは、普段から使用しているクレンジングや洗顔料の洗浄力が強すぎて、肌に必要な保湿成分まで洗い流してしまっているというケースが考えられます。

適切な洗浄力でやさしく洗浄することができれば、肌本来の保湿成分を十分に残すことができるため、乾燥しにくくなります。すると化粧水などの保湿剤も、高額なものをいくつも買わずに済みますし、不要な成分と肌が触れる機会を減らすことができます。

ただし、洗浄力が低下しすぎると、汚れや皮脂などが残ってしまい、かえって肌荒れする可能性があるため、洗浄力の調節は慎重に行いましょう。

クレンジングは、人間の皮脂に近い「油脂系」オイルがベースの物を使い、メイクも落としやすい軽めの物に変えましょう。

洗顔料は、石鹸ベースのものが良いです。石鹸で乾燥しすぎる場合は、より洗浄力がマイルドな「カルボン酸系」や「アミノ酸系」の洗浄成分の物がおすすめです。まずは、今まで使っていた洗顔料と1日おきに交代で使って、体を慣らしていきましょう

また、複数のアイテムを変更する場合は、もしも肌荒れしたときに原因が特定しやすいように、1品ずつ変えていきましょう。

基礎化粧品の選び方

クレンジング

人間の皮脂に近い「油脂」がベースの商品。理想的なのは酸化しにくい油です。米ぬか油やアルガンオイル、マカデミアナッツ油などがおすすめ。

洗顔料

基本は石鹸やカリ石けん(液体石鹸)がベースの洗顔料がおすすめです。

石鹸で乾燥してしまう場合は、「カルボン酸系」や「アミノ酸系」の洗浄成分が入った商品を試してみてください。洗浄力の強さは、石鹸>カルボン酸系>アミノ酸系です。
以下のような言葉が成分表示に記載されているかどうかで、おおむね判別ができます。

カルボン酸系洗浄成分

  • ラウレス+(4・5・6のいずれかの数字)+カルボン酸Na
  • ラウレス+(4・5・6のいずれかの数字)+酢酸Na

アミノ酸系洗浄成分

  • 「ラウロイル」または「ココイル」+メチルアラニン/グルタミン酸/アスパラギン酸のどれか

化粧水

主成分に「BG(ブチレングリコール)」や「グリセリン」を含むもの。BGはさっぱり系、グリセリンはしっとり系の使用感です。
保湿成分「セラミド」を含むもの、特に「ヒト型セラミド」がおすすめです。

美容液

美容液は必ずしも必要ではありません。高級なものは安全性よりもブランド価値による値付けが大半なので注意してください。
肌バリアを高める「セラミド」と、肌の酸化を防止する「抗酸化成分」をバランスよく配合し、かつベースが低刺激な処方になっているものがおすすめです。

マイクロバブルが発生する炭酸泡洗顔「おぷろ泡洗顔ソープ」

塩素ケア

おぷろシリーズは、水にこだわる浄水器メーカーが開発した、肌にやさしい入浴剤やボディーソープなどの入浴グッズです。
「ビタミンC(アスコルビン酸)」の作用によって、水道水中の残留塩素を除去し、肌にやさしいお湯にしてくれます。

マイクロバブルをたっぷり含んだ濃密な炭酸泡

今話題の「ナノボール」は、缶を振ることで、毛穴より小さな「マイクロバブル」サイズの泡を生み出します。これにより、洗浄力が大幅にUP!強い洗浄成分を配合する必要がないため、肌に優しく汚れ落ちが良い洗顔を実現しました。

炭酸ガス(二酸化炭素)は皮膚から吸収され、血行を良くする働きがあります。皮膚表面の血流がUPすることで新陳代謝が上がり、健康な肌に!

通常の使用方法の他、顔に泡を広げ20-30秒おいて洗い流す炭酸泡パックとして使うのもおすすめです。

しっとり潤う

「加水分解コラーゲン」「ヒメフウロエキス」「アーチチョーク葉エキス」という3種の美容成分を配合。肌にハリと潤いを与えます。汚れ落ちが良いのに、肌がつっぱらず、しっとりもちもちになります!

パパイン酵素でつるつる肌に

パパインはタンパク質を分解する酵素で、古い角質を除去し皮膚をなめらかにします。肌のくすみや毛穴のざらつきが気になる人におすすめです。

 

 

おぷろ泡洗顔ソープ

 

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参考

かずのすけ『オトナ女子のための美肌図鑑』株式会社ワニブックス 2017年

かずのすけ『オトナ女子のための美容化学 しない美容』株式会社ワニブックス 2018年

かずのすけ 白野実『美肌成分辞典』株式会社主婦の友社 2019年

久光 一誠『効果的な組み合わせがわかる 化粧品成分辞典』池田書店 2024年

化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)