新生児期の赤ちゃんの肌はバリア機能が未発達なため、入浴剤の成分が刺激になる可能性があります。
生後3カ月頃からは、赤ちゃんの肌は少しずつ安定してきます。その一方で、皮脂の分泌量が減るため乾燥もしやすくなります。
保湿成分が配合された入浴剤を使うことで、赤ちゃんの肌を乾燥から守ることができます。
赤ちゃんに入浴剤を使って良いのは、生後3ヶ月〜4ヶ月を過ぎてから
入浴剤によって使える年齢は異なりますが、一般的に生後3ヶ月〜4ヶ月から使える商品が多いようです。
赤ちゃんは生後3〜4ヶ月ごろから皮膚が安定する傾向にありますが、それまではオムツかぶれやしっしんなどのお肌のトラブルが起きやすいです。肌トラブルが起きている時は、バリア機能が低下している状態なので、入浴剤の成分が刺激になる可能性があります。
大人と一緒の湯船に入れるようになる時期は、赤ちゃんによって異なります。必ず検診などでお医者さんに許可をもらってから、一緒の湯船に入るようにしましょう。一緒に入れるようになった後でも、赤ちゃんの肌の状態が落ち着いていなかったり、体調不良を起こしているときは、入浴剤の使用を控えましょう。
はじめて入浴剤を使うときは、規定量の1/3など、少量にしましょう。徐々に使用量を増やしていって、お肌を慣れさせるようにすると、肌トラブルが起きにくいです。
赤ちゃんに使う入浴剤の選び方
保湿成分が配合されているものを選ぶ
赤ちゃんの肌は、皮脂量が少ないため、肌のバリア機能が低い状態です。
乳児、特に生まれたての赤ちゃんは、自分で皮脂を出すホルモンを作ることができません。
新生児期(生後0~28日目)~生後2カ月ごろまでは、お母さんのホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになるため、頭や顔が脂っぽくなり、新生児痤瘡(しんせいじざそう)や脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)が起こりやすい時期です。
ところが生後3カ月を過ぎると、お母さんのホルモンの影響が無くなるため、急激に皮脂の分泌量が減ります。この時期は皮脂だけでなく、皮膚を保湿するアミノ酸やセラミドも少ないため、水分の保持量が少なく、保湿機能やバリア機能が弱まっている状態です。
そのため、入浴剤を選ぶときは、保湿成分が入っているかをチェックしましょう。赤ちゃんに入浴剤を使うことで、保湿によるスキンケアができます。また、お風呂上がりの乾燥対策にもつながります。
刺激が強い入浴剤は避ける
赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の5分の1しかないと言われています。そのため肌のバリア機能が未熟です。
そのため、赤ちゃんに入浴剤を使用する際は、次のようなものを避けるようにしましょう。
- メントール入りのもの
- アルコール成分入りのもの
- 防腐剤などの添加物が入っているもの
- 発汗作用があるもの
- アルカリ性のもの
- 強い酸性のもの
刺激が強い入浴剤を使用してしまうと、肌荒れや湿疹などの肌トラブルに発展するリスクがあります。また、目や口に入る危険性もあります。
入浴剤を誤飲したときの対処法を確認しておこう
赤ちゃんに入浴剤を使用するときは、誤飲に注意しましょう。
誤飲は未然に防ぐことに越したことはありませんが、注意していても避けられない場合があります。そのため、万が一入浴剤を誤飲してもすぐに対応できるように、正しい対処法を確認しておくと安心です。
赤ちゃんが誤飲した場合、吐かせた方が良いと思う方も多いですが、危険なので行わないでください。無理に吐き出すことによって、嘔吐物が気管に入って、窒息や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)※をおこす可能性があります。
※誤嚥性肺炎:口の中や胃の中のものが誤って気管に入ってしまい(誤嚥)、その中に含まれている細菌が原因で起きる肺炎。
入浴剤を誤飲した場合の基本的な対処法は、すぐに水で口をすすいでから、コップ1~2杯の水または牛乳を飲ませることです。その後、すぐに医療機関を受診しましょう。
ただし、入浴剤によっては応急処置の方法が異なるため、入浴剤のパッケージに記載されている注意点や対処法を確認しましょう。
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参考
入浴剤は何歳から使える?赤ちゃんに使うメリットや注意点を紹介 | ライオンケミカル株式会社 『ライケミ』 (lionchemical.jp)
花王 | 製品Q&A | 【入浴剤】入浴剤を誤飲・誤食した時の対処について教えて? (kao.com)
【医師監修】赤ちゃんのスキンケアで大切なこととは? 洗い方や保湿などの方法について|ベビーカレンダー (baby-calendar.jp)
【皮膚科医解説】赤ちゃんの正しいお肌の知識とスキンケアのタイミング | ママのはじめてサポートサイト | ピジョンインフォ (pigeon.info)