節水シャワーヘッドのデメリットについて解説|給湯器が壊れる?水量が少ない?お湯がぬるい?

シャワーの水量が少なくて困る男性のイラスト

節水シャワーヘッドを使うと給湯器が壊れるって本当?

結論から言うと、一部の節水シャワーヘッドは給湯器に負担をかけ、故障の原因になることがあります。ただし、適切な製品を選べばリスクを抑えることができます。

1. 最低動作水量を下回ると、給湯器が誤作動する

給湯器の「最低動作水量」(お湯を作るために必要な最低限の水流)を下回ると、燃焼が不安定になったり、途中で消火してしまうことがあります。

影響が出やすいケース

  • 古い給湯器(特に10年以上経過したもの)
  • 節水率が50%以上の極端な節水シャワーヘッド
  • もともと水圧が低い家

    2. 熱交換器の負担が増える

    節水シャワーヘッドによって流量が減りすぎると、熱交換器に熱がこもりやすくなり、部品の劣化が早まる可能性があります。

    特に高温設定(45℃以上)で長時間使う場合、給湯器に余計な負担がかかりやすいです。

    3. 燃焼のオン・オフが頻繁に起こる

    極端に流量が少ないと、給湯器が燃焼を維持できず、頻繁にオン・オフを繰り返すことがあります。

    これが続くと、給湯器の電気系統やバルブの負担が増え、寿命が縮まることに。


    給湯器への負担を減らすための対策

    1. 適切な節水率(30〜40%)のシャワーヘッドを選ぶ

    • 節水率が高すぎる(50%以上)と流量が不足し、給湯器に負担がかかる。
    • 30〜40%程度の節水シャワーヘッドなら、給湯器とのバランスが取りやすい。

    2. 「給湯器対応」のシャワーヘッドを選ぶ

    • 「適正流量設計」「給湯器対応」と記載されたものを選ぶと、負担を軽減できる。

    3. 給湯器の設定温度を適正に調整する

    • 設定温度を40〜42℃程度にすると、熱交換器の負担を軽減できる。
    • 高温設定(45℃以上)は、給湯器の劣化を早めるので注意。

    4. シャワーの途中でこまめに止めすぎない

    • こまめに水を止めると、給湯器の燃焼が頻繁にオン・オフし、負担が増える。
    • 節水ストップボタン付きのシャワーヘッドを使う場合は、長時間止めすぎないよう注意。

    5. 給湯器が古いなら買い替えを検討する

    • 10年以上使っている給湯器は、節水シャワーに対応できないこともある。
    • 最新の給湯器は低流量でも安定して燃焼できるタイプが増えている。

    まとめ

    × 壊れやすくなる条件

    • 節水率50%以上の極端な節水シャワーヘッド
    • 古い給湯器(10年以上経過)
    • 水圧が低い環境

    ○ 給湯器を守るための選び方

    • 30〜40%節水のものを選ぶ
    • 「給湯器対応」タイプを使う
    • 設定温度を40〜42℃にする
    • 給湯器の寿命が近いなら交換を検討

    節水シャワーヘッドは水量が少なくて浴び心地が良くない?

    節水シャワーヘッドは流量を抑える構造になっているため、製品によっては流量が少なすぎて使いにくくなることがあります。

    1. 節水率が高すぎる(50%以上)

    • 節水率が高いほど水の使用量は減りますが、水圧が弱くなり、洗い流しに時間がかかることがあります。
    • 適正な節水率は30〜40%程度。それ以上だと、水量不足でストレスを感じることも。

    2. 家の水圧がもともと低い

    • 節水シャワーヘッドは水道の圧力を利用して水流を作る仕組みですが、もともと水圧が低い家では、さらに水量が減ってしまうことがあります。
    • マンションの高層階井戸水を使っている家では特に影響を受けやすい。

    3. 給湯器の最低動作水量を下回る

    • 給湯器には「最低動作水量」があり、これを下回るとお湯が出なくなる、または安定しないことがあります。
    • 特に古い給湯器では、節水シャワーヘッドに対応できないことがある。

    4. 水流の穴が細かすぎる

    • 節水シャワーヘッドの中には、穴が極端に小さくて水の勢いはあるが、シャワーの範囲が狭くなるものもあります。
    • 結果として、体を洗うのに時間がかかることも。

    快適に使える節水シャワーヘッドを選ぶには?

    1. 節水率は30〜40%程度のものを選ぶ

    • 50%以上のものは水量が少なくなりすぎるため、30〜40%程度の節水率がバランスが良くおすすめ。

    2. 水圧を補う加圧機能付きのものを選ぶ

    • 増圧機能付き」「加圧機能あり」と書かれたものを選ぶと、水圧が低くても勢いのあるシャワーが使える。

    3. 給湯器との相性を確認する

    • 最低動作水量をチェックし、それに適合するシャワーヘッドを選ぶ。
    • 「給湯器対応」と書かれたものなら安心。

    4. 水圧が低い場合は節水率が低めのものを選ぶ

    • 高層階や井戸水を使う家庭は節水率20〜30%程度のものを選ぶと流量不足を防げる。

    水圧が物足りない時は、元栓や止水栓を確認してみよう

    引っ越しをされたばかりで水圧の弱さに困っている場合は、工事や検査の時に栓を止めたそのままの状態になっている場合があります。
    「元栓が閉まっていないか」あるいは「止水栓が閉まっていないか」をご確認ください。
    元栓は水道メーターの近くにあるケースが多く、止水栓は水栓のすぐ近くにあります。

    参考:

    シャワーの水量が少ないときは、止水栓を開いてみよう|流量調節の方法を解説 | MIZSEI 水生活製作所

    止水栓、元栓、水抜き栓の違いは?|どのエリアの配管系統の水を制御するかが違う | MIZSEI 水生活製作所

    異常がないのに勢いがないと感じたら…

    ここからは、元栓や止水栓もしっかりと開いていて、ホースやシャワーヘッドの劣化等がない正常な状態での水の勢いのお話です。
    一般家庭の水圧は0.2~0.4MPaと言われてます。 同じ水圧でも、実はシャワーヘッドによって感じる水の勢いは大きく変わります。

    水の出口が広いシャワーヘッドの水の勢いは弱く感じ、水の出口が狭いシャワーヘッドは強く感じます
    ホースで水を撒く時に、ホースの先端を狭めると水の勢いが良くなりますよね。その原理を想像頂ければと思います。

    店頭に並ぶ低水圧用のシャワーヘッドも、散水板(ヘッドの部分)を小さくしたり、水が出る穴を小さくする等して水の勢いをアップさせています。
    水の量を制限する事で水の勢いを高めている為、時間当たりのお湯の量は普通のシャワーヘッドよりも少なくなっています。
    これがまさに最近話題の『節水シャワー』です。

    「勢いもアップして節水も出来ていいじゃないか!」そんな声が聞こえたら幸いです。
    ただ、出湯量の少ない低水圧用シャワーヘッドの多くは、水が直線的に出るような構造をしています。
    そのため通常のシャワーヘッドよりも水が当たる範囲が狭くなるので、その辺りも研究してシャワーヘッドをご購入されることをオススメします。  

    多くのマイクロナノバブルを放出

    節水シャワーヘッドはお湯がぬるく感じる?

    一部の節水シャワーヘッドを使うとお湯がぬるくなることがあります。これは、給湯器の仕組みや水圧の変化が関係しています。

    1. 水流が少なくなることでお湯の温度が下がる

    • 節水シャワーヘッドは水流を制限しているため、湯量が少なくなります。その結果、お湯の温度が下がりやすくなることがあります。特に お湯の温度設定が高くない と、少ない水流でお湯の温度が下がることがあるかもしれません。

      2. シャワーの水圧が低く感じる

      • 一部の節水シャワーヘッドでは水圧を上げてお湯を勢いよく出す設計がされていますが、水圧が低いとお湯が冷めやすく感じることもあります。水流が弱いと、体にかかるお湯の量が少なく、ぬるく感じる可能性も高まります。

      3. 給湯器の最低動作水量を下回る

      給湯器には「最低動作水量(お湯を作るのに必要な最小限の水量)」があります。節水シャワーヘッドは水の流れを抑えるため、流量が少なすぎると給湯器が正常に作動せず、お湯がぬるくなることがあります。

      4. 燃焼が安定しない(途中で弱火になる)

      節水シャワーは水の流れが制限されるため、給湯器の火力が弱まり、結果的にぬるくなることがあります。特に古い給湯器では、流量が減ると火が消えてしまうケースもあります。

      5. 水圧の低い家だと影響を受けやすい

      もともと水圧が低い家で節水シャワーヘッドを使うと、さらに水量が減り、給湯器がうまく作動しなくなることがあります。

      6. 混合水栓(蛇口)の構造による影響

      サーモスタット混合水栓を使っている場合、節水シャワーヘッドにより水の流れが変わると、お湯と水の混ざり方が変わってぬるくなることがあります。


      お湯がぬるくなるのを防ぐ方法

      1.給湯器の最低動作水量を確認する

      取扱説明書やメーカーのサイトで確認し、それを下回らない節水率のシャワーヘッドを選ぶ。

      一般的に30〜40%程度の節水率なら問題が起こりにくい。

      2.「給湯器対応」の節水シャワーヘッドを選ぶ

      「適正流量設計」「給湯器対応」と書かれている製品を選ぶと安心。

      3.シャワーの温度設定を少し高めにする

      普段より1〜2℃高く設定すると、ぬるくなりにくい。

      4.水圧の低い家なら節水率の低いものを選ぶ

      もともと水圧が弱い場合、節水率が高すぎるとお湯が出にくくなるため、30%以下の節水シャワーヘッドを選ぶのが安全。

      5.給湯器を最新のものに交換する(古い場合)

      10年以上使っている給湯器だと、節水シャワーヘッドに対応できないことがあるので、交換を検討するのもアリ。

      節水シャワーヘッドが水を節約できる仕組みは?

      節水シャワーヘッドが水を節約できる仕組みはいくつかあります。主に以下の3つの方法が使われています。

      ① 水の通り道を狭くして圧力を上げる(穴の小径化・増加)

      • シャワーの穴を小さくしたり、穴の数を増やしたりする ことで、少ない水量でも勢いを感じられるようにする。
      • 高速で細かい水流を作ることで、従来のシャワーと変わらない浴び心地を実現。
      • メリット:シンプルな構造で効果的に節水できる。

      ② 内部に水流制限装置を入れる(流量調整機構)

      • 内部に 「節水弁」「水流コントロール機構」 を搭載し、水の流れる量を制限。
      • 給湯器の動作に必要な最低流量を確保しながら、余分な水の流出を防ぐ。
      • メリット:水圧を維持しながら無理なく節水できる。

      ③ 空気を混ぜて水の量を増やしたように感じさせる(エアイン技術)

      • 水流に 空気を取り込む ことで、水の勢いを強くし、少ない水量でもしっかり浴びた感じを出す。
      • TOTOの「エアインシャワー」や、ナノバブル・ウルトラファインバブルを発生させるタイプもある。
      • メリット:肌あたりがやわらかく、洗い流しやすい。

      まとめ

      節水シャワーヘッドは、「水の出口を工夫する」「水流を制御する」「空気を混ぜる」 という技術で、最大50%ほどの節水 を実現しながら、快適な浴び心地を維持しています!

      MIZSEIの節水シャワーヘッドは、水量・浴び心地供にバツグン!

      少し前にはなりますが、MIZSEIの節水シャワーヘッドがモノの批評誌「MONOQLO」で取り上げられたことがありました。
      結果が良いものでしたのでホッとした内容でもありました。(笑)
      勿論広告などではなく、我らメーカーがこの企画すら知らない状態で真剣勝負で計られたものです。
      是非コチラもご参考にして、お気に入りのシャワーヘッドを見つけてみてくださいね♡

      モノクロ 5社のシャワーヘッドでテストされており、弊社ミストップシャワーが、見事に「節水効果」「水圧の強さ」「使い勝手」全てでA評価を頂きましたモノクロ2

      嬉しいことに2016~2017のBEST BUYにも選んで頂きました!

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